私たちは、無自覚のうちに「他人の評価で生きる人間」を育てている

私たちは、多かれ少なかれ、他人の評価に縛らて生きています。
これには、プラス面とマイナス面、両方があります。
プラス面は、他者からのフィードバックにより自分が成長することです。
マイナス面は、自分軸を失うことです。

プラス面が活きて、マイナス面が解消されるためには、自分軸をブラさずに、他者の意見を参考にすることだと思います。
難しいことですよね。

僕は、他人の評価に振り回されることほど損なことはないと思っています。
同時に、自分が他人を縛る危険性も自覚しなくちゃいいけません。
無自覚のうちに、他人を評価して、その人の可能性に蓋をしてしまっているかもしれません。

僕に講師業のイロハを教えてくれた方に、一番最初に言われたことがあります。

「“良い質問ですね”という言葉はご法度です」

質問に良い悪いはありません。分からないから聞いているだけです。
質問を偉そうに評価すると、受講者に、「こんなつまらない質問はしちゃいけない」と思わせ、相手の成長機会を奪うことになります。

いかに、私たちが他者の評価で生きているかを痛感するのは、僕が主宰する「夢新聞」です。
夢新聞とは自分の夢が叶った未来に出される、自分の活躍を伝える新聞を手作りするワークショップです。
文章はすべて完了形・過去形で書きます。

主に、小中学校で行っているのですが、ワークショップの前に、僕が必ず伝えている事があります。

「僕は、君たちが書いた夢新聞を、一切、評価しません。」
「こういう夢を描いたら偉い、凄いとか、こういう夢はダメだとか、一切の評価をしませんので自由に描いてください。」

これを聞いた子どもたちは、キョトンとした顔をします。
10歳にして、大人の評価を気にしているのです。

最初のうちは、「自由の不自由さ」を感じるみたいで、どんな夢新聞を作るか悩みます。
やがて、本当に何も評価しないことが分かると、徐々に、自分と向き合い、本当の思いを夢新聞に表現します。

先日、2月に夢新聞を行ったクラスから、お礼の寄せ書きが届きました。
その中にも、そのことが書かれていました。

私たちは、何らかの社会や組織に属し生きています。
社会や組織に、「共有する価値観」がないと、無秩序になります。
企業で価値観が共有されていないと、みんなの心を1つの方向に集結することはできません。

その部分に関しては「何でもOK」はダメで、一定の評価が必要だと思います。
しかし、それ以外の部分で、どれだけ自由を担保できるかは、組織の可能性を決める一大事だと思うのです。

今日一日、使う言葉に注意を向けてみてはいかがでしょうか。

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!

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