部下に育って欲しいと思うなら、リーダーは自分の期待を脇に置くことが大切

部下育成のキーワードは「こんなにも」

リーダーの期待が大きすぎて部下が潰れてしまうことがあります。
部下なりに頑張っているのに、リーダーからすれば「まだまだ」という状態です。
「まだまだ」は自分に言い聞かせる分には良いのですが、他人に求めると悲劇が始まると思います。

以前も記事で書きましたが、リーダーは自分軸、つまり自分の理想と部下の現在を比べるのではなく、部下軸…部下の成長具合を見る視点が求められます。
そうすれば「まだまだ」」が「こんなにも」に変わると思います。

少し話は飛びますが、子育ても同じだと思います。
ウチの子どもたちが小さかった頃、僕は彼らに大きな期待を寄せていました。
期待するのは勝手なのですが、あまりに多くを要求しすぎていたのです。

そんな時に、子どもたちがいる前で母が僕に言いました。

「あんたが小さかった頃なんて、もっとひどかったんだから。5才の頃なんか…」

恥かしいので具体的には書きませんが、母の話は僕にも記憶があったのでとても反省したのです。

人は自分の期待通りには育たないものです。

「まだまだ」」と言われ続けると、受け取った部下は、自分はダメだと思うようになるし、そのうち、「アンタのために成長するわけはないんだよ」とキレると思います。

人と組織は、最初は小さく育ち、やがて成長が加速する

人と組織は、最初は小さく育ち、やがて成長が加速します。
なぜならば、成長した人が周りに影響を与えるからです。

例えば、僕が指示ゼロ経営を始めた当初、社員の活動は僕が期待するものではありませんでした。
当時、新聞業界が衰退期に入り、年々業績が落ちていきましたが、僕には新聞事業に代わるビジネスモデルを示すことができませんでした。

だから社員に「まだまだ」なんて言う資格がなかったのです。
幸運だったと思います。

社員は自分にできることを考え行動しました。
例えば、チームワークを良くするためにBBQを企画したり、お客様に喜んでいただくために、新聞紙を使ったエコバック教室を開催したりと。

それらは良い活動なのですが、会社の業績へのインパクトは小さいものです。
だから僕は焦りました。
「こんな事を続けていて大丈夫だろうか?」と。

しかし、後になって分かったのですが、この活動の最大の効果は「社員の自律的成長」だったのです。
自分たちで考え決め行動したことで(小さくても)成果をつかむという経験を積んだことにより、自律的に動くことの愉しさを覚えたのです。
すると「次もやってみたい」となります。
そして、次は一段階レベルアップします。

こうして、成長した社員が仲間を刺激し、学び合い、組織の成長が加速しました。

□リーダーは、自分も未熟な時期があったと知る
□自分軸で部下の成長を見るのではなく、部下軸で見る
□成長が加速することを信頼する

そんな心得が大切だと考えます。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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