会議で社員が発言しない3つの原因と、その状態から脱却する方法

活発な会議は企業の未来を創る一大事です。
自由に発言でき、発言が次の発言を呼ぶ…自分たちでもビックリするようなアイデアが生まれる、そんな会議が必要です。
アイデアが出ないことには行動意欲があっても何も始まりませんからね。

ところが、社員さんが下を向いて黙っている会議が多いのも事実です。
よく「ウチの社員は大人しい」と言う方がいますが、そうとも限らないと考えています。
なぜなら、会社では大人しい人もプライベートではよく喋るからです。

むしろ、会社がそうされているのだと考えるのです。

なぜ発言をしないのか?
どうすれば発言が活発になるのか?

今日の記事ではそんなことを考えたいと思います。

発言が少ないのはチームの風土に原因がある

まずは発言が少ない原因から。

1、発言するとバカにされる、笑われる、怒られる
そんな雰囲気があれば「発言しない方が利口」となるのは当然。
あと、上司が腕を組んで目を閉じているだけで発言がしずらくなります。
そういうリーダーは、もう1回小学校の道徳を学び直した方が良いと思います。

2、一部の人による独裁状態になっている
普段はよく喋る人も、自分より喋る人がいると大人しくなるものです。
喋らない人に原因があるのではなく、喋る人の影響だと疑うことが大切だと思います。
指示ゼロ経営には「求めニスト」という役割があります。
喋らない人に「◯◯さん、何か意見ないですか?」と振る役割です。
求めニストがいると、みんなが発言できる民主的な場になります。

3、村社会になっている
目立つことを恐れ、本音を言えない雰囲気では発言は活性化しません。
どんな意見を言っても、素の自分をされけ出しても大丈夫、そんな心理的安全性を確保することが大切です。

代表的な原因は以上の3つですが、これらは社員さん本人というよりもチームの文化に原因があります。

「人は環境の子」と言いますが、行動を決めるのはチームに埋め込まれた文化ですので、そこを変える必要があると考えます。

では、それをどう変えるのが良いのでしょうか?

優しさだけじゃ創れない心理的安全性を実現するには

文化を変える鍵を握るのは、上記の原因の3番目…心理的安全性を確保することだと考えます。
しかも、それは安心安全な場をつくるという発想ではないと考えています。
安心安全な場だという体験をつくることです。

例えば、上司がメンバーの発言をバカにしない、怒らないと心に誓っても、本当なのかと疑いを持ちます。
だから、勇気を出して発言したら、ちゃんと聞いてくれたという体験をすることが欠かせないのです。

その方法は、ズバリ、「何で発言がしづらいのか?」というテーマで話し合いをすることです。
考えただけで大変でしょ?
でも、ここで発言が出たら、もう問題は解決したも同然だと思います。

これを見事にやった事例をご紹介します。
そのリーダーは、会議の冒頭に「ウチの会議は肩が凝るよね」と伝えました。
「何だか、本音を言えない雰囲気がある」と。

そして、「その原因の1つは自分の態度だと思う」と伝えると同時に、「自由に発言ができ素晴らしいアイデアが出る会社にしたい、それは会社のためでもあり、みんな1人1人が仕事からやり甲斐を得られるために」と言いました。

会社の都合だけではなく、メンバーのやり甲斐を考えているのが素敵だよね。
そして何よりも、自分の落ち度を改める決意を伝えたのが凄いと思いました。

とても勇気が要ることだと思いますが、勇気を出して乗り越えたリーダーの姿はメンバーの心境に変化を及ぼしたと思います。

その上で、「何で発言しづらいのか?」を話し合いました。

当然、最初から活性化するわけがありません。
でも、リーダーは黙って待ちます。

すると、1人のメンバーが、とても言いづらそうに発言しました。
僕は現場にいませんでしたが、リーダーはその人の方をまっすぐに見て、頷きながら聞いたそうです。
そして、発言が終ると、心を込めて「ありがとう」と言った。
その時の心境は、「最初に発言するのは勇気が要ること、それを乗り越えたことに敬意を伝えたかった」と言います。

おそらく、その気持はメンバーに伝わったと思います。
徐々に発言が広がったそうですが、それは1人1人が自分を乗り越え、みんなで安心安全な場の体験をつくったに他なりません。

僕は、これが発言が少ないチームから脱却するための試練だと考えています。

心理的安全性は優しいだけじゃ創れないものだと思うのです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

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