成長する組織かどうかが分かる、社員同士の会話4つのチェックポイント

喋る人が最も賢くなるという事実があります。
だからリーダーばかりが喋っている組織ではメンバーはあまり育ちません。
リーダーだけが賢くなる。
社員さんが良く喋る組織では、社員さんの発言が圧倒的に多いという特徴があります。

さらに重要なことは、社員間でどんな会話をしているか?
数少ないリーダーとの会話でどんな話をしているか?ということが重要です。

今日の記事は、社員が育つ対話が行われているかをチェックするのに活用してもらいたくて書きました。

仕事上の会話は大きく分けて4つある

まず、会話のタイプからご紹介しますね。

1、消極的会話
これは「ウチの会社はここがおかしいんだよ」といった、いわば愚痴です。

2、関係を保つだけの会話
例えば、「こんなに仕事が溜まっちゃた…」「大変だね〜」といった挨拶程度の会話です。

3、ジャッジを求める会話
例えば、「このやり方で良いの?」と確認を求める会話です。

4、課題解決型会話
「今、この方法でやっているけど、もっと良い方法があったらアドバイスして欲しいんだけど」「じゃあ、こうしたら?」といった発展的な会話です。

あなたの職場ではどの会話が多いでしょうか?
言うまでもなく4の「課題解決型会話」が多い組織で社員さんは育ちます。

アメリカ国立訓練研究所の研究によると、人は聞いたことの5%、読んだことの10%、見たことの30%しか学習できませんが、誰かと対話した時は50%、他人に教えた時は教えた人が90%を学習します。

だから学び合うことが大切なわけです。

さて、4の課題解決型会話が少ない場合、その原因はどこにあるのか?そして、どうすれば増えるのかを考えたいと思います。

社員同士の課題解決型会話を増やすためにリーダーがすべきこと

社員さんは、何か分からないことがあると、実は仲間に聞きます。
よく「何かあるとすぐに上司に聞きに来る」と嘆くリーダーがいますが、実は、その前に仲間に相談していることが多いと思います。

仲間に聞いた後にリーダーのところに来るのには理由があります。
それは、仲間に相談したが、しっかり考えてくれなかった…つまり2の「関係を保つだけの会話」しかなされないことにあります。
あるいは、相談した相手が1の愚痴を言い出すからかもしれません。

するとリーダーの所にやってきます。
そこでは、3の「ジャッジ」を求めに来るのです。
例えば、リーダーが「その方法じゃダメだ」と言うと、相手は「じゃあ、どうすれば良いですか?」と聞きます。

この関係が強化されると、リーダーに依存し、いつも何かあるとリーダーのところにジャッジを求めるようになります。

まわりの仲間も、「どうせリーダーの所に相談に行くでしょ?」と思うから、より学び合う風土から遠ざかってしまいます。

つまり、4の課題解決型会話が少ない原因は、メンバーの側にあるのではなく、リーダーが答えてしまう(ジャッジに付き合う)ことにあるというわけです。

課題解決型会話を増やすためには、まずは、学び合うことが最も有効な方法だという共通認識をつくることだと考えます。
同時に、そのために「仲間に相談せずにリーダーのところに来るのは禁止」と伝えることが大切です。
強制的にでも学び合うしかない環境にしてしまうのです。

そうなると、リーダーとの会話が激変します。
何か相談がある場合、集団でやって来るのです。
これは慣れないうちは怖いです(笑)
あるいは代表者がやって来ます。

相談がない場合は、自慢をしに来ます。
この場合はリーダーも嬉しいので、しっかり話を聞き、一緒に喜ぶことが大切です。

報連相は社会人の基礎と言いますが、こと自律的組織においてはありません。
相談は仲間と行うので、リーダーは自慢話を聞く相手となることが多いのです。

相談されないと少し寂しいですが、ここはメンバーの成長を思い辛抱することだと思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

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