人間関係の分断、派閥の形成は、このような環境で起きる

新年度が始まり、新入社員の研修が始まったという会社も多いと思います。
今日の記事は、いい会社をつくる上で、すべての礎となる人間関係についてです。
「良好な人間関係をつくるリーダーは誰か?」という話です。
是非、社員さんと共有してください。

話は、職場ではなく、誰もが一度は見たことがあるであろう、学園ドラマの場面から始まります。
学園ドラマでは、熱血教師が喧嘩をした生徒の仲介に入りますよね。そんな場面ばかり見ていると、「優れた教員は、人間関係の仲介ができる」と勘違いしてしまいますが、あれはドラマの世界だけの話で、実際にやったら学級は大変なことになります。

ある会社で起きたことで説明しますね。

部長が、夕方、仕事の整理をしていると、部下のAさんが「部長、ちょっとお時間いいですか?」とやってきました。
「どうしたの?」と聞くと、Aさんは、「ここではちょっと話しづらいので…」と言うので、別室で話を聞くことにしました。

人間関係の相談でした。
Bさんという社員さんとの関係がギクシャクしているとのことです。
部長は困りました。
自分がBさんに注意することはできないので、Aさんには、「もう少し様子を見よう」と言いました。

翌日、出社したBさんに、部長が挨拶すると、目を合わせず小さな声で挨拶を返しました。
明らかに自分を避けているのが分かりました。
数日すると、他の部下も冷たい態度を向けるようになりました。

自分が知らないところで何かあったと思い、部長は、Bさんを別室に呼び、話を聞きました。
すると、Aさんのことで悩んでいると打ち明けました。

話が終わり、職場に戻ると、Aさんの姿が見えません。
仲間に聞くと、早退したそうです。

何が起きているか分かりますでしょうか?
密室で相談を受けると、周りの人は、「何の話をしているんだろう?」「もしかして、私のことを相談しているのかな?」と不安になります。
心当たりがあればあるほどに。

不安になった人は、自分が孤立することを恐れ、味方を増やそうとします。
仲間を増やす行為は、自分と対立する人がいないところで行われます。
上司を味方に付けたくて、わざわざ悩んでいるふりをして、頻繁に相談する人もいます。

自分が上司に相談すると、対立する相手が不安に陥ることを知っていて、相談をする人もいます。
酷いやつだと思うかもしれませんが、本人は不安を回避するために必死でやっているのです。

こうして疑心暗鬼という鬼だらけの職場ができあがるのです。

こうなったら、修復は非常に難しくなります。
上司は、いつも部下の顔色を伺うようになり、振り回される日々が始まります。

こうした不条理を避けるためには、人間関係をつくる責任者は「1人1人、全員」ということをみんなが認識することです。
決して上司に依存しないことです。

その上で、どうしても人間関係に苦しんだら、上司に相談して下さい。
上司は、丁寧に話を聞いてあげて下さい。

人は、「相手が間違っている」と考え出すと、誰が聞いても、相手が悪いと思える論理を組み立てます。
でも、相手も、同じくらい筋が通った論理を持っているのです。

バカバカしいゲームはやめるべきです。

どうせゲームをやるなら、もっと面白いゲームをしましょう。
みんなで協働することで、仲間に感謝でき、自分の居場所ができ、お客様にうんと感謝されるというゲームを。

というわけで新年度に合わせ、メッセージ記事を書きました。

それでは今日もご機嫌な1日をお過ごしください!

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