小さく無名な会社でも、こうすればやる気と自発性の高い人材が集まる

よく、求人広告で、社員さんが集合して「ワー!」ってやっているのを見ませんか?

こんな感じです。

ちなみに、中央の長髪は僕です 笑

この写真は使わない方が良い。
経験者が言うのだから間違いありません。僕以外にも、この手の写真を使って失敗した人がいます。
その理由は、求人広告には「書いた通りの人が来る」という法則があり、「ワー!」がやりたい人が集まるからです。

「ワー!」なんて実際はやらないでしょ? 忘年会の写真撮影くらいしか 笑
しかもコロナで出来ねえし。
そもそも「ワー!」がやりたい人が来ても困るでしょ?
「仕事してくれよ」って感じですよね。

人間関係が良く和気あいあいとしていることは良いことですが、人間関係の向上って、そんなに甘いものではありません。
「人間関係向上のリーダーは私から」という考えが必要だと考えています。
また、正社員であれば「働き甲斐」「会社が目指すもの」に共感する人を集めるべきだと考えています。

別に「ワー!」に恨みがあるわけではありませんが、僕の経験上、楽園を求める人が来ると実感しています。

写真を使うなら、「真剣に仕事をしている姿」です。

写真だけじゃない。
賃金、労働時間、福利厚生(ひとことで「待遇」と呼ぶ)しか書かれていない求人広告が多いですが、そういう広告に反応する人は、待遇に関心が偏っている可能性があります。
働き甲斐は二の次と考えていることが多いのです。

そういう人を集めておいて、働き甲斐を語ってもなかなか響きません。
よく育ちません。
そして目指すものが違うから、当然、行き違いが頻発します。
そして嫌な辞め方をして去っていく…

採用と育成と退職は一本の線で繋がっています。

働き甲斐を求める人に来てもらい、仕事を任せ、仕事から喜びを感じ、お客様に感謝され、すくすくと育っていく…そんな理想の第一歩は採用活動だと確信を持っています。

よく「採用を変えたらこれまでの悩みが嘘のように解決した」という話を聞きますが、その理由はこういうことです。

求人広告には、「思い」「ビジョン」「自分たちが大切にしている価値観」「働き方」…こうしたものをメインに書くことです。

こう言うと、「ウチの地域にそんな人はいない」という方がいますが、そんな事はありません。
働き甲斐を求め、社会に貢献したい、人生を豊かにしたいと考える人は、以前と比べものすごく増えています。
やってみれば分かると思います。

また、「ウチのように小さく無名な会社には優秀な人は来ない」という方もいますが、そんな事はありません。

夢がある企業には優秀な人材が集まります。
僕の知り合いの大学生は「大企業で歯車にされるのは嫌だ」と、関西方面の社員数50名ほどの会社に入りました。

「ウチはまだまだ胸を張って働き甲斐がある会社だなんて言えない」という方もいますが、それでも良いのです。
「まだ、そういう会社にはなっていないけど、社員みんなで目指している。一緒に作り上げてくれる仲間を募集している」と堂々と書けば良いのです。

求人には「書いた通りの人が来る」という法則があるのです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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