求人広告の反応が悪い原因は「知りたいことが書かれていない」から

人は不安があると行動を止めてしまいます。
例えば、商品の宣伝で、「この商品には効果がある!」と連呼しても、その証拠・根拠が示されていないと注文は来ません。
だから通販番組は、商品の説明、特徴、スペックなどを詳しく伝えています。

相手の知りたいことが書かれていないと行動が止まってしまうのは求人広告も同じです。
例えば、この求人広告を御覧ください。

とある新聞屋さんの求人チラシですが、これ、相手が知りたい肝心なことが書かれていないですよね?
そう、給料です。
これを読んだ人はこんな不安を抱くはずです。

「問い合わせの電話をして、実際に会社に行って説明を受けて、その時に給料が希望と違っていたら…断るのが億劫だな…」

億劫を回避するために最初から行動を止めるのです。

だから、求人広告にありがちな「給与は当社規定による」ってのは、「来るな!」って言っているのと同じなのです。

次に、このチラシを御覧ください。

これは別の新聞屋さんの求人チラシですが、ちゃんと給与が書かれています。
それだけでなく、店主がどんな人か?も少しですが書かれています。
また、求職者が不安に感じること…「小さな子どもがいるんだけど」「覚えるのが大変じゃない?」といった不安にあらかじめ対処しています。

実際に、このご時世にあり、そして不人気業種の新聞配達であっても採用に成功しました。

求職者が知りたいことは、この他にもたくさんあります。
相手の気持ちになって考えてみてはいかがでしょうか?

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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