喜びは何倍に、苦難は何分の一になるチームをつくろう

よく、結婚式の定番スピーチで「夫婦になると喜びは倍、苦難は半分になる」って言いますよね?
これ、すごく考えさせられます。
確かに仲が良いとそうなりますが、そうじゃないと逆…喜びを取り合い半分になるし、苦難を押し付け合い倍になる事もあると思います。

これ、企業組織にも言えるんじゃないかな?
仲間の成功、出世を喜べないような組織では、成功した本人も喜び半分になる。
失敗を他人のせいにするようでは苦難は何倍にもなる。

そんな組織ではチームワークは生まれないし、故に創造的な経営もできません。

でも、それはメンバーの責任ではない、さらにリーダーの人間性に問題があるわけでもないと考えています。
原因は環境…環境が人の醜い部分を表出させるのだと思います。

その環境とは競争原理です。

競争は、一部の人が達成できる目標を設定すると必然的に起こります。(Deutsch,M 1949「競争と協働」)
以前は、出世=幸福への道と思われていました。
しかし、それは同時に「出世コースから外れると不幸になる」という強迫観念が動機になっていたと思います。
だからリゲインを飲んで戦ったわけです。

しかし、大量生産・大量消費の時代hが終わり低成長時代になり、出世に無関心な若い世代が登場しその価値観が大きく揺らいでいます。
もう、競争原理で組織が繁栄する時代は終わったと思います。

よく「時代は競争から共創へ」と言われますが、ちょっと前まではキレイゴト扱いでしたが、今や、SDGsの普及のおかげもあり新たな社会、組織システムとして認知されるようになりました。

共創は、1人ではできない、全員で力を合わせないと達成できない目標が設定された時に起こります。(同 Deutsch,M)

その証拠にコロナ禍では世界中で共創が起こっています。

僕はホワイト企業大賞の委員をしています。https://whitecompany.jp/
ここで言うホワイト企業とは「社員の働きがいや社会貢献を大切にする企業」を指します。
一般的に思われている待遇の良い会社とは違います。

ホワイト企業大賞を受賞する企業さんは皆、共創を原理にしています。
社員さんにインタビューすると仕事から以下の豊かさを得ています。

・成長実感
・共創・協働の愉しさ
・仲間への感謝
・自分の居場所

まさしく「喜びは倍、苦難は半分」だと思います。
だからこそ一歩を踏み出す勇気、知恵が生まれ、困難に強くなり、またチームワークが良いので業務効率も素晴らしいのです。

もう競争原理で社員をコントロールする時代は終わったと思います。
経営のOSを共創に進化させることが必須だと考えています。

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