経営者の予測が当たらない時代の組織づくりで大切なこと

近年、天気予報が当たらなくなってきているという話を聞きます。
VUCAの時代…変化が激しく予測が難しい、正解のない時代は気象の世界でも起きているんですね。
予報よりは「速報」の性質が色濃くなってきています。

急激な変化をキャッチし、即座に情報を出し、その時その場での最適な判断を促すように変わってきました。

同じことがビジネス分野でも起きています。
今日の記事では、気象の世界を参考にVUCAの時代の経営について考えたいと思います。

自律的に動く組織には情報開示が欠かせない

気象庁では、「住民は『自らの命は自らが守る』意識を持ち、自らの判断で避難行動をとる」という基本方針を定めています。
これが経営にも言えると思うのです。
社員さんはリーダーに依存せずに、自ら考え判断し行動することが求められると。

例えば、昨年の10月に、社内研修でお邪魔した石川県内の企業さんです。
昨年に引き続き、今年も指示ゼロ経営の研修を依頼していただきましたが、昨年と違うのは、社員さんが研修を決めたそうです。
自分たちの現状を自分たちで見つめ、自分たちに必要な知識を考え「さらに深めたい」と決めたのです。
意思決定の速さもさることながら、自分たちで決めた事による研修効果は非常に大きいと思います。

こうした主体性が発揮されるためには情報開示が欠かせません。
現状と、大まかでも良いので目指す未来のイメージ、そしてそこに行くための道のりが共有されていることです。
気象の世界で言えば、スピーディーな現状伝達と、命を守るという未来、行動ラインナップです。

開示された情報を基に対話することで主体性が生まれる

共有されるためには「対話」のセレモニーが必要です。
リーダーが一方的に伝えた場合、ほとんどの場合、社員さんは他人事になります。
他人事になっていると、社員さんは「社長の方針」「会社のビジョン」という言葉を使います。

対し、対話をして自分の意見を言い、合意ができた時は「我々のビジョン」という言葉を使うようになります。
これを「我々化」と呼びます。

気象の世界でよく言われる「非常時の対応を家族で話し合っておいてください」というやつです。

このセレモニーは変化の時代の鉄則だと考えています。
我々化ができていない状態では、変化はリーダー1人がつくり出します。
リーダーは1人で現状分析をし、アイデアを出して、部下に分かりやすく伝え指示を出します。
そして、進捗を見ながら軌道修正をしますが、このやり方では部下はリーダーに振り回されてしまいます。
「またリーダーが違うことを言い出した〜」というヤツです。

まさにボタンの掛け違い…我々化が起きないことの悲劇だと思います。

決算書、進捗状況など、情報をリアルタイムで公開すること。
目指す先、道のりを大まかで良いので全員参加で対話すること。

一見するとじれったいと思われるかもしれませんが、これが変化に強い組織になる近道だと考えています。

それでは今日も素敵な1日を!

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