スタッフの教育よりもまず、自発的なヤル気が生まれる仕事に変える

今の仕事はヤル気の好循環を生み出しているか?

改めて、「お客様に喜ばれることをする」という商売の基本の大切さを考えています。
人は喜ばれることするのが大好きな生き物です。
喜ばれる仕事をしている会社はスタッフの自発性が高いです。

また大切にされたお客様は、その事を友人や家族に伝えるので広告費ゼロの販促ができる。
よく「神対応」という言葉をSNS上で見ますが、今って商品・サービスに大差がないから、人的な価値に注目が集まるのだと思います。

こうしてお客様がお客様を呼ぶことで、スタッフはさらに仕事に誇りが持て、次のヤル気が引き出されます。
好循環です。

逆をしている会社もあります。

最近、夜になると不動産会社から営業電話がかかってきます。
どこで電話番号を調べたか分かりませんが、一家団らん中の営業電話は迷惑ですよね。
売り込みと分かると相手の説明を聞かず「要りませんので」と伝えますが、その時の相手の申し訳なさそうな声に心が痛みます。

会社の方針でやっていることだと思いますが、本当はそんな営業はしなくないと思うのです。

やりたくない事をするためには高い報酬が必要になります。
金をかけて営業すればするほどに営業がしづらい状況をつくり出すのだから、繁栄なんてあり得ませんよね。
悪循環です。

スタッフの教育も大切ですが、自発的なヤル気が生まれる仕事に変えることの方が優先だと考えるのです。

自然と湧き上がる、喜びをエネルギー源で会社を動かす

先日、僕も神対応を体験しました。
僕のセミナーに参加してくださっている、イラストレーターの大畑哲也さんの対応です。

まさに好循環、しかも持続可能な循環ができています。
彼は、心の傷に貼る言葉の絆創膏「ことばんそうこう」なるものを制作、販売しています。
NHKの全国放送で取り上げられたほど意義ある企画です。

この商品は、大切な人に贈るギフトの意味合いが濃いのです。
例えば、あるお客様は受験生の子どもにプレゼントしました。

自分のために買っても嬉しいのですが、第三者を介することで喜びが増幅されますよね。
受け取った人は次に、友人などに贈るかもしれません。

さて、僕が受けた神対応の話です。
1ヶ月ほど前に、久しぶりに大畑さんに会いました。
雑談の中で、たくらみ屋が提唱する「P理論」が話題に登りました。
P=ポンコツで、人はそもそもポンコツなのだから力を合わせて生きていこうという考え方です。
特に、リーダーがガチガチの鎧をまとい強さをアピールしますが、スタッフの力を貸して欲しいのなら鎧を脱ぎ「助けて欲しい」と言った方が良いと考えるのです。

さて、その日から3週間後、彼からプレゼントが届きました。

P理論のことばんそうこう!!!

僕は嬉しくて嬉しくて、すぐにSNSに投稿しました。
すると、すぐに友人たちからコメントが入りました。

欲しいという声が続出です。。

最高の好循環です。

大畑くんも、僕も、投稿にコメントした人も、誰1人「やらされ」はいません。
自然と湧き上がる、喜びをエネルギー源とした自発的な行動です。

こうしたエネルギーで動く会社にすれば、スタッフに無理強いしなくても、お客様に無理な売り込みをしなくても商売は広がります。

「スタッフは、やりたくてやっているのだろうか?」…そんな視点でスタッフさんを見てはいかがでしょうか?

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