「最近どうよ?」のひとことがチームのパフォーマンスを上げる秘訣

朝、スタッフが出社すると仕事とは関係ないおしゃべりを始めることってありませんか?
僕が経営してきた会社では、特に女性社員がそうでした。
「ウチの子がさぁ〜」とか「来る時、渋滞しててさぁ」とか。

30代の頃、僕はそれが気に入りませんでした。
「必要な連絡をしたら、早く自分の持ち場について業務に集中して欲しい」…そう思い、伝えたことがありました。

僕が怒っているのでスタッフは僕に従いましたが、それからチームが不調に陥ったのです。
どんな不調に陥ったのか?
なぜ陥ったのか?

今日の記事では、この出来事から雑談の大切さを学びたいと思います。

まずは雑談の効果について。
当社で朝、行われている雑談は「気分のチューニング」です。
互いの機嫌や感情を確認して、最適な場を作っているのです。
これをしないと緊張してしまうのです。

緊張は脳の働きを鈍らせ創造性を破壊します。
また、コミュニケーションが円滑にいかなくなるので凡ミスが多くなります。
さらに業務の流れが悪くなります。
業務の滞りは助け合うことで解消します。
流れが良くなると…

1、仕事が早く終わる
2、納期が早くなる
3、楽になる

良いことずくめです。

当社では雑談を禁止したことで働きづらい場になってしまったのです。

チューニングは人間に備わった本能だと思います。
僕はキャリア教育で学校で夢新聞をやっていますが、チューニング現象は子どもたちも見られます。

夢新聞では「制限時間までにクラス全員が1人残らず夢新聞を完成させる」というミッションを与えます。
講師も担任も一切、教えないしヒントも出しません。
カウントダウンのタイマーをセットし「さあ、始めてください!」と伝えると、まずはチューニングを始めるのです。

夢新聞を始めた当初は、真剣に取り組んでいないと思ったのですが経験を重ねるうちに、チューニングをしている事が分かったのです。
そしてチューニングが成果に及ぼす影響も確認しました。

時々、雑談を始めた子どもたちを見た担任が「自分の夢新聞づくりに集中しなさい」と注意をすることがありますが、その場合、ミッション達成率が下がります。

Google社が2012年に行ったプロジェクト・アリストテレスでは、チームで成果を上げるためには心理的安全性が最重要という結論に至りました。
優秀なリーダー、優秀なメンバーがいるよりも影響が大きいのです。

創造性と円滑なコミュニケーションは企業繁栄の最重要要件です。

その発生源である雑談は積極的に肯定し、進んで場をつくる事が大切だと思います。

それでは今日も「最近どうよ?」からご機嫌な1日を始めてください!

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