自爆営業が発覚した、あの企業を反面教師に、繁栄の理を考える

ゆうちょ銀行が、「自爆営業」を行っていたことが、朝日新聞の報道で明らかになりました。
自爆営業とは、社員が自社商品を買うことでノルマを達成する手法を指します。
今回の、ゆうちょ銀行のケースでは、「ファンドラップ」と、残高不足の際に融資を受けられる「口座貸越サービス」の契約を自爆営業したことが明らかになりました。

僕は、防止策に驚愕しました。

「自爆営業した分は、社員の成績に反映させない」という措置なのです。

はぁ?

何たる姑息な対策なのかと、他人事ながら怒りを飛び越して悲しくなりました。

ゆうちょ銀行と言えば、2019年に不正販売で行政指導を受けたばかりです。
契約更新の際に二重契約をしたりなど、15000件以上の不正販売が判明しました。

その時の経営陣のコメントがこれ。

「ノルマが原因ではない」
「社員教育を徹底する」

もう、めちゃくちゃです。
きっと、今後も同じような不祥事が起きるでしょう。

現場で働く社員さんが不憫でなりません。

そんなことが常態化している企業に繁栄はありません。

夏に発売される僕の新著に、「成熟社会の繁栄の因果」について書きました。
僕が、これまで出会った素晴らしい企業で共通して起きている現象をまとめたものです。

それらの企業の社員さんにインタビューをすると、全員が「仕事が愉しい」と言います。
組織をあげてお客様に喜ばれる価値を生み出し、お客様から感謝のシャワーを浴びています。
自分たちは人のお役に立っているという誇りが、社員さんの自発性と向上心を刺激し、持続的な自己成長を促しています。

お客様に喜ばれる活動を自発的に行う→感謝される→仕事が愉しくなるし、誇りが持てる→さらに喜ばれる活動をする意欲が生まれる…

こうした好循環を繰り返すことで、お客様との関係性が根本から変わります。

「好感」「信頼」「共感」

こうした資本…「関係性資本」が醸成され、商いが安定的に繁栄するのです。

関係性資本を創るのも破壊するのも、現場の社員さんの行動の蓄積です。
社員さんの行動を決めるのは、風土や仕組みであり、それを創ることが社長の最も重要な仕事です。

ゆうちょ銀行は、地域に密着したサービスステーションです。
その気になれば、地域社会を変えるポテンシャルがあります。

僕には、同社で働く友人が何人もいますが、みんな素晴らしい人たちです。
顧客第一でがんばっている社員さんも知っています。

変えるべきは現場社員ではなく、経営陣の意識なのではないでしょうか?

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