時代は、社員の幸せと働きがいを大切にする企業を応援するようになった

先週の土曜日に、ホワイト企業大賞の表彰式が東京都内で行われました。
今年の「大賞」は、昨年に引き続き、iYell株式会社でした。
2年連続です!
僕も同社にお邪魔したことがありますが、本当に社員さんがイキイキと輝いています。
「社員=シャイン」なんてオヤジギャグが浮かびました 笑

その他にも、21社が様々な賞を受賞しましたが、どの会社も本当に素晴らしいホワイト企業でした。

と、ここで、ホワイト企業についての定義を確認します。
世間一般のホワイト企業に対するイメージは、次のようなものです。

・給料が良い
・休みが多い
・残業がない
・福利厚生がしっかりしている

多くの方がホワイト企業を、このようなイメージで捉えています。

私たち、ホワイト企業大賞は違う定義を持っています。

「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にする企業」と定義しています。

1日の3分の1を占める仕事の時間が充実すると、プライベートの時間も思いっきり楽しめます。夜も安心して眠れます。そして目覚めが最高に気持がいい。
精神的にも肉体的も健全なので、仕事で素晴らしい創造性を発揮し、さらに仕事が愉しくなるという好循環を生み出します。

ホワイト企業とは、尽きるところ、幸せな人生をつくる経営と言えるのです。

ホワイト企業には、仕事のやり方に、共通する特徴があります。
臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱する、モチベーション研究に「衛生要因」と「動機づけ要因」という概念があります。
衛生要因とは、賃金、労働条件、福利厚生など、一般的なホワイト企業に装備されている要因です。
動機づけ要因とは…

□自分で決めることができる(任されている)
□他者の役に立っている実感がある
□自分の個性や才能が仕事に活かされる
□成長実感がある

どれも、ホワイト企業が装備しているものです。

動機づけ要因が装備されると、社員さんは内面から湧き上がるモチベーションを発動させます。
仕事が楽しいので、豊かな創造性を発揮し、高価値の商品・サービスを開発します。
イキイキと魅力的なので、顧客にファンになり付加価値の高い経営を実現します。

ホワイト企業に、非常に業績が良い会社が多い理由は、こうした因果関係によるところです。
特に、ここ20年ほどで、こうした傾向が目立ってきています。
その理由は、社会が成熟し、生活者が求めるものが高度になり、企業側の創造性がとても必要とされるようになったからです。

しかし、世間では勘違いする人も多くいます。
「儲かっているから、社員が幸せなんでしょ?」と。

全く違います。
生活が苦しいほど貧しければ別ですが、一定の水準を満たせば関係ありません。
儲かっているらとか、賃金が良いというのは衛生要因です。

もう、時代が違うのです。

社員の幸せと働きがいを中心に、経営する時代だと思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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