何でも社長が1人で抱え込む状態から一刻も早く脱却しよう

社長の責任感でもあり悪い癖でもあるのが「1人で抱え込む癖」です。
別に悪気があるわけではなく、「こんな事を社員に相談してはいけない」という遠慮によるケースが多いと思います。

しかし、これはある意味、傲慢な態度だと思うのです。
1人でなんとかなれば良いのですがそうじゃない。そして、社長が1人で悩むことで生じる損失は社員さんも無関係ではないからです。

事実、社員さんの中には社長が何かに悩んでいる事を察している人がいます。
そして、「何に悩んでいるか教えて欲しい」と願っています。
教えてくれないと何もできないからです。

勇気を振り絞って悩みを打ち明けたら、その社員さんから「もっと早く言ってほしかった」と言われるケースはすごく多くあります。

経営は1人でするものじゃない、ひとり相撲状態から脱却することが大切だと思うのです。

ところが、悩みを共有すれば問題が解決するとは限りません。
その理由は、社員さんの中には、それ(社長が悩んでいること)は社長の仕事でしょ?と思っている人もいるからです。

例えば、ある企業では売上創出は社長の仕事だと、ほぼ全員の社員さんが考えていました。
これまでずっと、社長1人が営業してきて、その仕事を社員さんが処理するというスタイルだったからです。

どんな優秀な社長でも勝ち続けることなんてできません。
特にこれからの時代は。

だから全社員でなくても良いので、社長と悩みを共有する社員さんをつくることが大切だと思います。
特に2代目、3代目の後継社長は早くつくった方が良い。

もし社員さんが「これは社長の仕事」と思い込んでいる場合、今日の記事を共有して、これから紹介するワークをやって下さい。

まずは「社長1人の知恵で経営はできない」という事実を共有してほしいです。
そしてワークですが、とても簡単で、付箋に社内のすべての業務を書き出します。(1枚に1つの業務)

そして、それぞれの業務を「社長にしか決められない」「社員さんも参画した方が良い」「社員だけで決められる」の軸の上に置きます。

まず置くと、自分たちの従来の常識が反映されます。
そこで「本当にそうですか?」と問います。

すると、修正され、大抵こんな感じになります。

多くの場合、理念やビジョンだけが社長の領域として残ります。
これらも「社員さんも参画した方が良い」に置かれるケースも多々あります。

□社長1人の知恵で経営するのはリスキー
□自分たちで、社長にしか決められないことは何か?を考える

たったこれだけで社員さんの理解は深まると思います。

ぜひとも挑戦してみて下さい!

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