夢が人を呼び人が夢を紡いでいく。あなたの夢は誰かの夢を叶える。

東日本大震災から11年が経った昨日、僕が被災地で体験したことをブログに書いたところ大きな反響がありました。
いただいたコメントを読んで、大切な人、大切な時間、ご縁…改めて今を生きる大切さを噛み締めました。

昨日の記事はとても悲しい話しなのですが、実はあの話には続きがあり、僕はそれにとても救われた思いがしたのです。

まずは2分で読めますので昨日の記事をお読み下さい。
「2011年10月19日、僕が被災地で知った人生で最も大切なこと」

とても悲しいことだけど、この父さんの夢は叶いません。
過去に戻ることはできないし、人が生き返ることもない。

未来を創ることができない時、こんなにも悲しい思いをするのだと痛感しました。

話は変わりますが、僕が主宰する夢新聞協会は「紡ぐ」をスローガンにして活動しています。
若い方を中心に「詰んだ」という言葉を耳にします。
「もう終わった」という意味ですが、僕は「詰むを紡ぐ」に変えたいと思っているのです。

「失敗しても、その体験をした人だから紡げる未来がある。」
「1人では紡げなくても仲間がいれば勇気が出て紡ぐことができる。」

そんな思いを具体的な体験ワークショップにして提供しています。

僕は、2022年10月19日に、件の親子から新しい形の「紡ぐ」を教えてもらいました。

実は、このお父さんのお子さん(男の子)が作った夢ケーキの写真が出てきたのです。
どんな夢ケーキを作ったと思いますか?
これです。

この子が将来、結婚して子どができて、お父さんはおじいちゃんになって…家族6人で幸せに暮す未来です。

お父さんの切実な願いを、息子さんが受け継いだ。
息子さんの夢は、同時にお父さんの夢を叶えることになる。
こんな夢の叶え方、紡ぎ方があるのだと、この子から教えてもらったのです。

あなたの夢は、同時に誰かの夢を叶えることになるかもしれない。

夢が人を呼び、人が夢を紡いでいく、そんな世界を知っていただきたく今日の記事を書きました。