ウィズコロナはヤル気と働きがいを持った人材を集める千載一遇の好機

失業率は下がっていないのに人手不足に陥っている企業が増えている…コロナ禍のアメリカで、そんな不思議な現象が起きているそうです。
政府からの支援金がまだ手元にあるから働かなくてもいい、そんな人も確かにいますが根本原因ではないということです。

何が起きているのか?
先日、僕のメンターである岩田洋治先生(行動科学研究所)が主宰する集まりで、そんな問いが出て、みんなで考えました。

集まりでは、コロナ禍を経験して生き方を変えたアメリカ人の映像も紹介されました。
料理人なのですが、勤めていたお店が閉店し、それを機に自分のお店を開業したそうです。
「本当に自分が作りたい料理で人々に喜んでもらいたい」…ずっとそう思ってきたのですが、コロナを機に決断したそうです。
熱く語る姿から純粋な思いが伝わってきました。

どうやら言えることは、コロナ禍を体験して「生きること、働くこと」を真剣に考える人が増えたということです。
そして、その中には、自分の道が見つからずに「今は働かない」という選択をする人もいるのだと思います。

これは日本でも同じだと考えています。
失業率は下がっていないのに人手不足…そんな問題はすでに起きています。

ある企業には応募者が殺到する一方で、ある企業では高待遇にも関わらず人が来ない、そんな現象がここ数年、加速しています。

応募者が殺到する企業には夢があります。
単に生活費を稼ぐためではなく、働き甲斐を追求する企業には、件のアメリカの料理人のような人が集まる。

しかし、そういう企業はまだ少数派だし、どこにあるのかが分からないので迷っている人が多いと思います。
その証拠に、求人雑誌を見れば、どこも労働条件などの待遇しか書いていません。

今はチャンスです。
夢を持つこと。働き甲斐が生まれるマネジメントをすること、そしてそれをメッセージとして表明できれば、これまでに出会ったことがない非常に優秀な人が来る可能性があるのです。

時代の変わり目は大変です。
しかし、それは文字通り「大きく変わる」チャンスだと考えるのです。

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