物事を決めるのは「できるだけ遅く、速く」が肝要

たくらみ屋が事前打ち合わせをしない理由

物事を決めるのは「できるだけ遅く、速く」…これが大切だと思います。
謎かけみたいな表現ですね。

どういうことか?
「できるだけ遅く」は、できる限りギリギリで意思決定することです。
「速く」は、決まったら最速でその先を決めていくことです。

例えば、株式会社たくらみ屋がそう。
僕は、時々、相棒の森本繁生とセミナーをやるのですが、事前にしっかりとした打ち合わせはしません。
その理由は、どんな打ち合わせをしたか忘れてしまうから 笑

一番の理由は打ち合わせをした後に状況が変わるからです。
社会情勢も変わるし、自分たちも進化する…だから、打ち合わせが無駄になることが多いからです。

また、当日、セミナー前に参加者と挨拶がてら雑談をして、始めて相手の実情が分かることもあります。
だから直前なのです。

さらに言えば、打ち合わせは約束の意味がありますので、打ち合わせ後に内容を変えるのは相手への遠慮から控えてしまうこともあるでしょう。

当日の朝、打ち合わせをしたら、その後はパソコンの中身(資料)を引っ張り出して即興で組み立てます。

鮮度の高いセミナーになるんですよね。

早く決めると、過去の自分に命令されることがある

さて、企業も同じだと思います。
僕は、以前、経営計画書を発表の3ヶ月も前に作っていましたが、発表までの間に環境も変わるし、自分自身も成長します。
その都度、計画書の修正をしますが、何だかツギハギだらけで一貫性がありません。
何よりも気持ちが冷めてしまうようで、発表の時に熱が入らないんですよね。

その方は「過去の自分に命令されるようで嫌だ」と言いました。

早いことは良いことだと思っていましたが、そうではなく、最適なタイミングである事が重要だと思ったのです。

一方、僕の先輩は経営計画書を発表の3日前に、スタッフと一緒にホテルにこもって作ります。
と言っても、ゼロから作り上げるわけではなく、普段から考えていることを紙に書くのを3日でやるということです。

「最新の材料が揃っている」そう言っていました。

清書をする時間もないので、デザイン的にはお世辞にもカッコいいものではありませんが、鮮度は抜群です。
また、余計なことを書く時間がないので、やることがシンプルにまとまっていて分かりやすいです。

そして経営計画発表の後、その場で各部署が大まかなプランを立てます。
決めた後が速いのです。

優れたリーダーには決断が早い人が多いのですが、それは早い段階で決断するという意味ではなく、必要に迫られた時に一気にできる人だと思います。
それは逆に言うと、必要ない段階では決めないことだと。

過去の自分に縛られないことだと考えるのです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

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