☆51点〜75点

最初に確認したいことは、指示ゼロ経営は「指示命令のない経営を目指すものではない」ということです。
まして、指示命令をしないと会社が良くなるわけはありません。
本質は、「社員さんと共に、“いい会社” をつくる過程で、必然的に指示命令がなくなる」というものです。

51点〜75点のエリアにいる組織は、「リーダーが課題を与え、リーダーもチームの中に入っていればチームが活性化する」という状態かと思います。

この状態でも素晴らしいのですが、次の段階「課題を自分たちで設定できる」になると、リーダーが現場から離れても自律的に成長する組織に進化します。
リーダーは自分にしかできない仕事に集中できるようになりますし、組織は、リーダーの能力を超えたパフォーマンスを発揮するようになります。

そのためには「課題」が何であるか?を知る必要があります。

課題とは「ビジョンと現状の間に存在するギャップ」です。

ビジョンさえ描けば課題は自動的に浮き彫りになります。
とてもシンプルな話ですが、多くの企業で、リーダーが思うほど、ビジョンはメンバーに共有されていません。
その原因は「参画不足」です。
人は、参画しないと物事を自分事にしません。自分事にしないというのは、強く言えば「存在しないのと同じ」と考えています。
ビジョンを描くことに参画しないと、ビジョンは存在しないのと同じで、よって課題を発見することができなくなります。

指示ゼロ経営では、リーダーが持つビジョンをメンバーに伝え、みんなでじっくりと対話します。

1、自社がこんな風になっているというビジョンを「動画で再生される解像度」で描く。
2、理想が実現した時に、メンバー1人1人はどんな喜びを味わっているか?を描き、組織のビジョンと個人のビジョンを統合する。

これらを「共感レベル」で共有すると、自ずと課題を自分たちで設定できるようになります。

課題とはネガティブなものではありません。
ビジョンがあるから課題が生まれ、課題を解決するから『成長』するのです。

これができるようになると、企業は、皆んなの意志で勝手に良くなっていくでしょう。

このレポートは、メンバーの皆さんと共有していただき、皆んなの手で「いい会社」をつくり上げて下さい。

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