1つの世界、架空だけど、素晴らしい世界を創造した女性

今から10年ほど前、僕は新しい挑戦をしようとしていて、その時、自分の力に限界を感じていました。

そこで僕にはない力を持った社員を採用することにしました。
当時、24歳の女性が来てくれました。

鬼才という言葉がピッタリな、芸術肌の社員だった。

焼きたてのパンを朝、お客様にお届けしよう。
ただ届けるだけじゃつまらないから、リゾートホテルのルームサービスをモチーフに展開しようという話になりました。

彼女は、実際にリゾートホテルに行き研究しました。
品質、デザイン、接客…

そして、リアリティーを出すためには、実際にはないホテルだけど、イメージの中で創ろうと、一生懸命にデザインしてくれました。

スライド46

1つの世界観ができた。

その後、結婚を機に退社、信州からは遠い、福井県に引っ越しました。

先日、彼女は、もっと遠い所に行ってしまった。

とても悲しかった。

時々、信州に帰ってくる時は会社に遊びに来てくれた。

愛想はないけど、人の話をじっくり聞いてくれる。
ネコのような目で、真剣に…

キミが創り上げたものは、今、もっと進化して、たくさんのお客様の人生を豊かにしているよ。キミの仕事は、全国の仲間たちが知っていて、すごく敬意を表してくれているよ。

ありがとう、ずっと先の話だけど、またネコのような目をして、話を聞いてください。

架空のホテルのラウンジでかかっていた曲をプレゼントします。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=z6pqg28r6Jc]

 

R.I.P タッキー