全体をデザインするために、細部に神経を通わす

寿司屋の大将って、腕はもちろんですが、あの凛とした雰囲気がいいですよね?
堂々としているし仕事に厳しそう。
若い職人よりのオジさんの方がいい。

秋葉原にギャルが握る寿司屋があるそうですが、寿司好きから言わせれば論外ですよね?(笑)

ま、目的が違うのか…

商品そのものは勿論大切ですが、それ以外のデザインもすごく大切だと思います。
僕も得意な方じゃないけど、今日は僕の気づきを書きます。

僕の好きなDJに「MURO」という人がいます。
まだ日本にHIP HOPカルチャーが入るずっと前から、今に至るまで第一線で活躍しています。
彼のこだわりは、アナログレコード。
今って、PCがあればDJができる時代です。

彼がアナログレコードにこだわる理由は、DJの動作だそうです。

曲をかけている最中に、DJは次の選曲をします。
レコードが入った箱をガサガサ掻き回して探すのですが、あの動作がいい。
曲が見つかると、ジャケットからデッカく黒いレコードが出てくると、もう音楽好きはドキドキしちゃうわけ。

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PCを覗き込んで、メガネに青い画面が映っているなんて嫌だわ。

あ、何言っているか分からないとか?

昔、京都に出張に行った時に先方が料亭に連れて行ってくれたことがありました。
で、舞妓はん。

もう、世界のトップ5%の富裕層になった気分でしたよ(笑)
でもね、舞妓はんと携帯電話の話題になった時に、おもむろに出したケータイが、こんな感じ。

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デコッ!

ちょっとガッカリしました。
レストランで流れている音楽がFMラジオじゃ嫌だ。
寿司屋の職人がジャニーズ系じゃ嫌だ。

「神は細部に宿る」という名言がありますが、一度総点検が必要だと思いました。

あ、やっぱ寿司屋の建物は和風がいい(笑)

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それでは素敵な週末をお過ごしください!