人手不足と無縁な会社が行っている、人材確保の秘訣

帝国データバンクの調査によると、2023年4月の段階で、正社員が不足していると答えた企業が51.4%に登りました。特に、旅館・ホテル、情報サービス、メンテナンス・警備・検査、建設業の人手不足が深刻です。

人手不足は社長だけでなく、仕事の負担が増えるので社員さんにとってもストレスです。
僕は、新聞店を経営してきて、いつも人材の確保、特に新聞配達員の確保に神経を尖らせてきました。
新聞配達の時間リミットは朝6時です。
6時を過ぎて良ければ、いくらでも残業しますが、そういう訳にいきませんからね。

僕が23年間の社長人生で、人材確保に関して学んだことは「いかに出を少なくするか?」ということでした。
「出」とは離職です。

マーケティングの世界でも、顧客流出を減らすことが、十分な顧客数を確保する最善策です。

離職が少ないということは魅力があるということで、それを求人メッセージで訴求すれば「入」も増えます。

魅力を上げるためのキーワードは「働きがい」です。
働きがいの対極にあるのは、賃金額、福利厚生、設備などの「待遇」です。
待遇の良さを訴求すると、当然、それに関心が高い人が集まります。
しかし、待遇は他社との比較が簡単なので、より良い待遇の会社があれば転職してしまいます。

働きがいを高めることが「入」にとっても「出」にとっても最善策です。

当社の新聞配達員は、単に新聞を配るだけなく、より円滑に全体の業務が流れるように、みんなで工夫をしてきました。
新聞を配りながら地域の見守りも行いました。具体的には、独居老人宅で前日の郵便物などが抜かれていない場合、事故や病気で倒れているかもしれません。そんな時は、民生委員さんや警察に連絡をします。
実際に、命を救ったことが何度もあります。

こうした活動を積み重ねていった結果、正月には、お客様から配達員に感謝の手紙とともにお年玉が届くようになりました。

配達員の中に、子どもの教育費を稼ぐために、30代で入社した男性がいました。
彼は、いまは50代後半ですが、お孫さんがいます。
おじいちゃんです。
お子さんが独立してから、よく「もう新聞配達はしなくても良いんだけどな〜」と言うのですが、なんだかんだ、ずっと続けてくれています。

どんな仕事でも、工夫次第で働きがいを高めることができるのです。

今の職場を、より働きがいを高めていくことが人手不足を解消します。

今現在、理想的な状態になっていなくても、良い人材は集まります。

自社が目指す理想を掲げて、「この理想を一緒につくってくれる仲間を募集しています」と告知するのです。
先ほどの当社の事例も、「こういう地域貢献ができる企業を目指します」と告知して、それに反応した人が集まり、その後、実現しました。

働きがいを高めることが「入」にとっても「出」にとっても最善策です。

是非、参考にしてくださいね!

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