リーダーが「強くならねば、賢くあらねば」の呪縛から解放されたい時に観る動画

リーダーは、「強くならねば、賢くあらねば」と力を入れれば入れるほど、組織は弱くなると思います。

この世界は「適者生存」の論理で成り立っています。
特に人間は、心身ともに弱いので、協働を発明し幾多の試練を乗り越えてきました。
協働を促すためには、弱さを認めることができる風土が大切で、その率先者はリーダーだと思います。

しかし、「リーダーは強くなければならぬ」という固定的な観念が強く、なかなかそこから抜け出すことができません。

経営の教科書にもそう書いてあります。
リーダーに求められる能力を大きく2つに分けると、「パフォーマンス能力」と「メンテナンス能力」に分かれます。
パフォーマンス(P)高い人は、頭が切れ、仕事ができます。
メンテナンス(M)が高い人は、優しく人の気持に寄り添うことができます。

Pが高くMが低いリーダーのもとで働くと、非常に緊張しストレスが溜まります。
Mが高くPが低いリーダーのもとでは、居心地は良いが組織として成果を出せない傾向があります。

この理論をベースに、「強くならねば、賢くあらねば」の考え方が加わると、「リーダーはPもMも高くなければならない」という論理になります。
でも、弱い部分を努力で高めることはできないと僕は考えています。
苦しむだけだし、自分が苦しんでいると、他人にも同じことを求めるようになります。

優れた組織は、誰かの弱い部分を、誰かが補います。
しかも、指示命令がなくとも自律的に補い合います。
リーダー、メンバー関係なく補い合います。

強くなることを目指すよりも、この方が幸せだと思いますし、組織の生産性も高まります。

僕は、このことを肝に銘じるために、時々観る、58秒の動画があります。
いかりや長介さんの言葉です。

「人間は弱いままでいいんですよ、いつまでも…。弱い者が手を取り合い、生きていく社会こそが素晴らしい」

静かに訴えています。

今日のブログは是非、社内の仲間と共有して下さい。
きっと、チームが一段、成熟する機会になると思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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