指示ゼロ経営が目指す「人生の主になる」という最も大事なこと

よく寝具メーカーが「人生の3分の1を占める睡眠時間はとても大切」と言います。
であるならば同様に「3分の1を占める仕事の時間」もとても大切だと思うのです。

もし人生の終わり、あの世に旅立つ時に自分の人生を映画を観るように振り返るならば、どんな物語を観たいでしょうか?

そんな大きな視点から見た時に、理想の働き方が浮かび上がってくると思います。

おそらく、どんな人も良好な人間関係で日々を送りたいと思うはずです。
ノルマや厳しい目標管理のために人間関係がギスギスしている職場がありますが、そんな人生物語は観たくないですね。

挑戦も豊かな人生をつくります。
ある医師の教えですが、人が死ぬ時に色んなことを後悔するそうですが、その中でも「やらなかったこと」に対する後悔が多いと言います。

やりたい事をやらなかった。
会いたい人に会わなかった…そんな人生物語を観たら、とてもじれったく悲しくなると思います。

「自分で決める」ことも豊かな人生をつくります。
(自己決定と呼びます)
自己決定が多い人の方が幸福であるという研究がありますが、職場で自己決定が多い…つまり任されることが多いならば、人生物語はとても愉しいものになると思います。

貢献感も重要です。
自分が誰かのお役に立っている、誰かに喜ばれているという実感も欠かせません。
「誰か」とは顧客の場合もあるし、直接に顧客と関わらない仕事の場合、仲間の場合もあります。

さて、この「人生の終わりに観る人生物語」は指示ゼロ経営の思想、考え方、やり方に大きな影響を与えました。

もし、人生物語の「仕事の部」があるとしたら、僕はこんな風景を観たいです。

信頼に基づく素晴らしい人間関係がある。
そんな素晴らしい仲間と何かに挑戦している。
誰かが決めたことではなく、自分で、あるいは自分たちで決め行動している。
仲間との協働の中で、誰かに貢献する自分に「私ってイケてるじゃん」と思えている。
協働の中で仲間にも「イケてるじゃん」と思えている。

そして、こんなあり方をもってして、仕事で成果を上げて仲間と喜びを分かち合っている場面です。

預金通帳を見てニヤニヤしてる自分もあると良いな…笑
使わなかったことに後悔したりしてね(笑)

というか、こうした環境がある企業では、社員さんの創造性が発揮され付加価値の高い商品・サービスが開発され、結果的に業績が良くなる傾向があります。

さて指示ゼロ経営には明確な目的があります。

それは…

「全員が人生の主となる」

というものです。

人生の主とは、人生の3分の1を占める仕事を通じ「観たい風景」を実現し、自らが豊かな人生を創る「主」(あるじ)となる自律的な生き方です。

それは決して楽ではないが、とても愉しい人生だと思います。

もし指示ゼロ経営の考え方に共感していただけたら、すでにお付き合いがある方は今後とも末永いお付き合いを、まだお会いしていない方はどこかお会いできたら嬉しいです。

それでは今日も素敵な1日を!

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