計画を絵に描いた餅で終わらせないための3つの仕掛け

計画を立てた段階では盛り上がるが、気がつくと「無かったことになっている」という事はないでしょうか?
いつも絵に描いた餅で終わってしまう。
これを数回繰り返すと、負け癖、中途半端が習慣化してしまうので注意が必要だと思います。

僕はこうなる原因をよく知っています。
なぜなら、何年もこの状態を経験し、そこから脱却したのでBefore Afterの比較ができ「続ける要件」が見えたからです。

それはとてもシンプルで、次の3つの要件を整えることだと考えています。

1、定期的に集まる場をつくること
2、個々と全体の進捗が見えるようし支援し合うこと
3、小さな成功、進歩を祝うこと

仕事が上手な組織は、計画力よりも「修正力」に長けています。
今って、何が正解か分からないし変化が激しいから、やってみないと分からないですよね?
これ、逆に言うと「やれば何かが分かる」ということ…だから、「やっては直し、やっては直し」をどれだけ繰り返せるかが成功の鍵を握ります。

だから、まずは自分たちのやった事を振り返る場を設営することが大切です。
(1、定期的に集まる場をつくること)

その場では、進捗が順調かどうか?を確認します。
僕はホワイトボードか模造紙を使い確認しています。

まず、全体の計画(設計図)を描きます。
これはみんなが参画して作ることが重要で、参画するから自分事になります。

全体の設計図ができたら、細かな部分で「誰が何をやるか?」に落とし込みます。

振り返りの場では順調かどうか?の確認をしますが、個々の仕事が終了したら「よくできましたスタンプ」を押すなり、完了したことが分かる仕掛けをします。

指示ゼロ経営では「1人も見捨てない。1人も取り残さない」を原則にしており、完了していない人がいた場合、必ず仲間が支援し完了させます。
1人では根気が切れてしまいますが、協働すれば根気よく取り組むことができます。
(2、個々と全体の進捗が見えるようし支援し合うこと)

完了した場合、それを祝う小さな儀式を行うことが気持ちを新たにする秘訣です。
具体的には「よくできましたスタンプ」などを仲間に押してもらい、拍手で祝ってもらうような工夫です。
あるいは、お客様から感謝の言葉をいただいたといった変化を全体で共有し祝うことです。
(3、小さな成功、進歩を祝うこと)

これが、続けるための最大の要件です。
人は自分で考え行動した成果を感じると続けられるのです。
そのためにも「小さな成功、小さな前進」を確認し祝うこと。

祝うことも大事。

人の脳は、明確に「終わった」というサインを送らないと新たなスタートが切れないと言われています。
時代劇で「これにて一件落着〜」の〆がないと気持ち悪いですよね 笑

小さなくても良いので、1つが完了したら祝福の儀式を行うことが継続のコツだと思います。

1、定期的に集まる場をつくること
2、個々と全体の進捗が見えるようし支援し合うこと
3、小さな成功、進歩を祝うこと

チームが十分に育つまではリーダーも輪に入り対話することが大切ですよ。

それでは今日も素敵な1日を!

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