社内に問題と混乱があることを喜んで良いのにはワケがある

安定を求めガチガチの組織にすると動きが鈍くなる

人は混乱を避け安定を求める生き物です。
組織にも安定を求めます。
その典型がトップダウン型のヒエラルキー組織です。
指示命令系統がしっかりしているので想定外の事は内部からは起きません。
階層を飛び越えて意見することもありません。
平社員が社長に直接、物を申すことはできないのです。

非常に静的な組織ですが、動きが鈍いし新しいことに挑戦しづらいし、創造的な仕事ができません。

一方で自律型組織は動的ですが、それゆえに、いつも動物園状態で落ち着きがありません。
安定を求めるという人間の性質ゆえに、自律型を維持したまま安定させたくなりますが、そもそも望むだけ無理なことだと考えています。

動的は不完全から生まれます。
だから、それらを受容することが大切なのだと思うのです。

では、なぜ不完全から動的な状態が生まれるのか?
なぜ自律型組織にはそれらが内包されているのでしょうか?

不完全はモチベーションの源

動的な状態は不完全から生まれると思います。
心理学に「認知的不協和」という概念があります。
人は自分の認知とは別の矛盾する認知を抱えると不快感を感じるというものです。
例えば、POPに応用する人がいます。

このように吹き出しがはみ出ていると気になってしょうがないのです。
「そんなはずはないだろ?」と。
だから注目して読んでしまうというわけです。
不完全や矛盾を解消するためにモチベーションが生まれ行動するのです。

だから不完全がある組織は動的でいられる、そう考えています。

社員が会社を自分事にするから課題が表面化する

では、なぜ自律型組織に不完全が存在するのか?
それは課題に気づく力と、課題が表面化する機会が多いからです。

自律型組織では、チームで課題に取り組みます。
課題に対し…
1、みんなで知恵を出す
2、自分たちで役割を決め行動する
3、行動の結果を検証し次なる課題を出す

このサイクルを自律的に回します。
人は物事に参画した分だけ自分事にしますから、社長と同じくらい課題に気づくのです。
また、自由に発言できる雰囲気があるので、課題が表面化しやすいのです。

課題とは不完全な状態。
それを修正しようと、モチベーションが生まれ行動するというわけ。
で、行動しても完全にはならないので次のモチベーションが生まれるのです。

自律型組織では混乱・混沌がしょっちゅう起きます。
それを見て「上手く行っていない」と考えてしまいますが、そうではありません。
理想的な姿なのです。

人は安定を求める生き物。
よほど注意しないとあっという間に静的な組織になってしまうと思います。

混乱、混沌、不完全はエネルギー源だと考えるのです。

それでは今日も賑やかな1日をお過ごしください!

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