心のスタミナをつけ、困難に揺るがないデンした自分になる

この困難の時代を生き抜くためには、相当なメンタルスタミナ(心のスタミナ)が必要だと思います。
メンタルスタミナに関する書籍もたくさん出ている一方で、メンタルヘルスに関する本も売れているそうです。
コロナの影響が大きいと思いますが、これからの時代、心の管理は避けては通れない課題だと思います。

疲れたら癒やす。
普段からスタミナを上げる訓練をする。
両方、大切だと思います。

今日の記事ではメンタルスタミナについて考えたいと思います。

メンタルスタミナがあると他者と向き合うことができる

メンタルスタミナは精神力とはニュアンスが違います。
精神力って「耐える」というニュアンスが強いと思いますが、メンタルスタミナはもっとしなやかで強いものです。

具体的な場面で考えてみたいと思います。
あなたが会議で何か発言をしたといます。すると誰かが面と向かって批判をしました。
心臓の鼓動が早くなり、血圧が上がります。
身構えます。
なぜなら怖いからです。
自己防衛システムが働き戦闘態勢に入ろうとします。

ここでスタミナがない人は「身構え」から抜け出せません。
自分を守るために、相手の批判に「そうじゃない」と反射的に反論します。

一方で、スタミナがある人は批判に耳を傾けることができます。
戦闘態勢ではないので相手と肚を割った対話ができます。

例えば、あなたが上司に報告をしていると、上司はあなたを見ずにパソコンを打ちながらテキトーに話を聞いています。
気分を害しますよね。

その時にスタミナがない人は怒ります。
あるいは、いじけます。
そして報告がいい加減になります。
上司にスタミナがないと、あなたの態度を見て怒るかもしれません。
対立の始まりです。

スタミナがある人は真剣な言葉で「ここ、しっかり見てもらって良いですか?」と諭すことができます。
すると相手も真摯な態度になることが多くなります。

自分の内面で起きた心の作用を知ること

僕はメンタルスタミナがまったくなく、小さなことで怒ったりいじけたり、すねたり、そんな事を繰り返す社長でした。
そして「これは社員が悪い」と決めつけ、社員の態度を変えること(教育)ばかり考えてきました。
こじんまりと固くセコいメンタルだったわけです。

しかし、社員は僕にどうこうされたくはありません。
変えようとすればするほど社員との関係は悪くなっていきました。

僕が成長したのはメンターとの出会いです。
行動科学研究所の岩田洋治先生です。

岩田先生に教えられたことは、自分の心が乱れた時に、自分の外ではなく内を観る重要性です。
例えば、批判をされて怒る時…怒る前には最初に「悲しい」という感情が起きるはずです。
悲しみが怒りに代わり、「コイツは何も分かっていない、バカなやつだ」と相手を攻撃する…
その一連のプロセスを観る。
特に、相手を見下している感情を観る。

同時に、そういう感情になったからといって自分を責めない、卑下しないことだと。
こうした感情にはいくつかのパターンがあって、それらは全人類が持っているパターンだと言います。
全人類が持っているのだから恥ずかしいことではありません。
「何でオレにはヘソがあるんだ」と嘆いていているようなものです(笑)

大切なことは感情のパターンが立ち上がった時に、それを観る、自覚すること。
「あ、またアイツがムクムクと立ち上がってきたよ〜」と。

正体が解ると、自分の内面で起きている事を客観視できます。
すると、その感情にとり憑かれなくなるということです。
エネルギーがそちらに引っ張られなくなる…デンとしたメンタルになります。

僕も日々、修行中ですがこの方法でスタミナがついてきました。

今日の内容に関心がある方は、5/27(水)に岩田先生をお招きした無料イベントがありますのでご参加下さい。
どなたでもご参加できますよ!
↓こちらからどうぞ!
https://www.facebook.com/events/2639558319659998

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。