新型コロナで困っている場合じゃない。困っている人のために自分がいる

新型コロナウィルス感染症の影響が拡大しています。
各地でイベントなどが自粛され経済への悪影響が懸念されています。
また誤情報に乗り、トイレットペーパーやおむつを買い占めたり、なぜかコロナビールが風評被害を受けているなんて報道もあります。
その報道すら真実なのか疑わしく思えてきます。

各所で「困った」という声が聞こえてきます。
僕もセミナー業なのでキャンセルがあったりと、ご多分に漏れず「困った」を連発していました。

そんな時…時々あるこうした危機の時に、僕はいつも師匠の言葉が脳裏を走ります。
以前、僕の地元で豪雨災害があった時、当時、僕は新聞販売店を経営していましたが、購読者は減るわ折込チラシは減るわで「困った」が口癖でした。

そんな僕を見た師匠が言いました。

お前はそれでも商売人か? お前が困っている場合じゃない。困っている人が笑顔になるために商人がいるんだぞ。

そう、僕は困っている場合じゃなかったのです。
困っている人のために、自分が、自社ができることを開発し提案するのが商売人です。
そこで、僕は地元の新聞記者と組んで災害情報を印刷して避難所に届けました。
当時はネットが今ほど普及していなかったし、情報が錯綜してどれが最新情報か判別できませんでした。
特に通行止めの情報が錯綜していました。
新聞店は街中を走るので最新の情報を把握しています。
こうした情報を印刷して届けたのです。

別にこれで売上が立つわけじゃない。
でも、これも地域にお世話になっている商売人の責任だと思ってやりました。

今回の件に関しても、感染のリスク回避としてのイベント自粛はケースによっては必要なのかもしれません。
しかし「空気」に流されてはいけないと思います。
色んな方が「自分の軸を持とう」と言いますが、軸とは、困っている人たちのために自分が、自社ができることを行うことだと思います。

活動は控えるのではなく活性化させる。

用事があっても家から出れずに困っている高齢者がいる。
運動不足になっている人がいる。
顧客減少で困っている人がいる。

さて、僕には何ができるだろうか?

師匠は僕に言いました。
「人間に欲望が亡くならない限り商売は不滅である」

今、できる事がきっとあるはず、そう思います。

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