Rockのように怒り、Jazzのように微笑む。

伝説のロックグループ「ディープ・パープル」が来日し、高市総理を表敬訪問したことが話題になりました。
これに対し、生粋のロッカーたちが、SNSで「体制におもねるなんてロックじゃねぇ」と怒りの表明をしました。
ロックというのは自由を求める音楽であり、「反骨こそ命」と考える人がいまだにいるんですね。
これぞロック魂で僕は好きですが、もっと好きなのは、怒りを超えた先にある世界です。

その世界とは、真の自由です。
そして、その礎となるのが「自律」です。
自立ではありません。

自立とは、他人に依存せず、自分の力で生きることです。
そこには強い自我が必要で、それゆえに自己主張が強くなり、時に「シャウト」をあげ、他者と衝突することもあります。
決して悪い状態ではなく、発達において欠くことのできない過程です。

真の自由を手にする人は、怒りを愉しさに昇華させるんですよね。
例えば、忌野清志郎さん。
反骨精神を忘れたことはありませんが、その原動力は怒りを超えた、もっと突き抜けたものです。
とても、愛にあふれ愉しそうじゃないですか。

僕は、そんな自由を手にしたいとずっと思っていますが、僕がヒントにしているのは「JAZZ」です。
Jazzは黒人音楽です。南北戦争を機にアフロ回帰の機運が高まったことで生まれたアートフォームです。クラシックの教育を受けた黒人たちが、自分が持っている楽器でアフロを演ったらJazzになったのです。
ひたすら愉しんでいますよね。
だからっこそ、周りをポジティブに巻き込むのだと思います。

自由には2種類あるという話を聞いたことがあります。

1つは「◯◯からの自由」
もう1つは「◯◯への自由」

前者は、自分を縛るものからの解放を原動力にし、支配対象に怒りをぶつけます。
後者は、怒りや悲しみを受け入れ、我が道を悠々と愉しみます。

僕はどちらの自由も好きだし、僕の中に両方が存在します。

指示ゼロ経営は、JAZZ的な自由を志向します。
JAZZのように愉しみながら仕事をするから、周りを巻き込む。
ジャムセッションのように、決められたシナリオに縛られず、状況に応じ最適な音を出す。
メンバー1人1人は、自分の意志で演奏をし、時にぶつかりながらも、共有された思いに向かい調和する。

1人1人が輝き、組織にも活力が生まれます。
まるで集団が1つの生命体になったように「なるべきもの」になっていく…そんな不思議な感覚を覚えるのです。今付に言えば「パーパス」でしょうか。

JAZZに詳しくない方には分かりづらいかもしれませんが、そんな方は、是非、JAZZを聴きながら、もう一度記事を読んでいただければと思います。

僕のお勧めはマイルス・デイヴィスのこのセッションです。

それでは、久しぶりにこの言葉で締めたいと思います。

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!
 
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