「足りていないもの」から未来を読む

あけましておめでとうございます。
2011年に書き始めたブログが、15年周年を迎えました。なんだかんだで、考えを整理するのが好きなんですよね。
どうぞ、これからもよろしくお願いします!

さて、2026年一発目の記事は「今後のトレンド」についてです。
未来を予測するなんて芸当は、到底、僕にはできませんが「大きなトレンド」をキャッチすることは可能で、それができると経営や生き方の指針が立てやすくなります。

僕が、トレンドをキャッチするポイントは非常にシンプルで、多くの人が活用しているものです。
それは「足りていないもの」に着眼するというものです。 

❚ 「何のために?」の欠乏

いつの時代も、社会は「足りていないもの」に価値を見出します。
例えば、産業革命以前の貧しい時代では、みんながモノを求め、モノに満たされた生活を手にするために命がけで頑張ってきました。
それが、ある程度満たされ、さぞユートピアが実現したかと思いきや、そうではありません。
なぜかノイローゼが蔓延したのです。
その理由は、一定の豊かさを手にしたら、今度は、「何のために生きているのか?」という「意味」が足りなくなったからです。
この時代に、ヒルティ、アラン、ラッセルの3人が、次々と「幸福論」を出版し大ヒットしました。
どれも、現代でも愛読されており「意味」の欠乏は続いていることが分かりますね。

「なぜ我が社はこの社会に存在するのか?」
「なぜ私たちは働くのか?」

そんな問いは、ますます利便性が高まるAI時代において価値を持つと考えます。 

❚ 調和の欠乏

世界を見渡すと、分断が広がっていますね。
「◯◯ファースト」と言えば聞こえは良いですが、ファーストを作るとセカンド、サードが生まれ分断が生じます。
多様性を「私は私、あなたはあなた」と解釈する人も増えており、分断を助長しています。
おそらく分断の流れは今後も続くと思われますが、だからこそ、それにより生まれる「足りないもの」に視点を移す必要があると考えるのです。

そんな時代に希求されるものは「調和」「統合」「一体化」「共創」ということになりますが、これらはホモ・サピエンスが普遍的に大切にしてきたものです。
「大切なものを、本気で大切にする」…そんな姿勢が注目を集めることでしょう。

さて、今日は、足りていないものを「意味」と「調和」に絞りましたが、局所的には、これ以外にもあると思います。

「余白」「無駄」「物語」「誠実」…こうしたワードにピンと来た方は、是非、考えてみてはいかがでしょうか。
きっと、進むべき道が観えてくると思います。

それでは本年もよろしくお願いします。 

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