数値的な成長を追わずに、心の充実を優先する経営で拓ける未来の姿

人生を豊かにする様々な要因の中でも、最も大切なものの1つに「希望」があると思います。
アントニオ猪木さんは「元気があれば何でもできる」と言いましたが、元気の源は希望だと思います。

歴史を振り返ると、50年前は、今よりも貧しかったけれども、「明日は今日よりも確実に良くなる」という希望がありました。

ところが、今の日本は希望に乏しい国になりました。
内閣府が日本とアメリカ、イギリス、スウェーデン、フランス、ドイツ、韓国の若者を対象に行った「諸外国の若者の意識に関する調査」では、「希望がある」「どちらかというと希望がある」と答えた割合は、他国では8割ほどなのに対し、日本の若者は6割程度でした。

無理もないと思います。
日本は超成熟社会なのに加え、超高齢化社会です。以前のような「みんなで経済発展」という事は期待できません。
「これからは90歳まで働く時代」なんて言う人がいますが、仕事を愉しめていない人にとっては恐ろしい話だと思います。

一方で、「90歳どころか、死ぬまで働きたい」と言う人がいます。
フリーランスに多いのは分かりますが、会社員の立場の方にもいます。
先日も、指示ゼロ経営が定着した会社の男性社員さんが言っていました。

仕事を心から愉しめていないと出ない言葉だと思います。

僕は、心から愉しいと思える要件を次の4つに集約しました。

  1. 自分らしさや個性が発揮され、自分の居場所がある
  2. 顧客や仲間ら「ありがとう」を言われる、顧客や仲間に「ありがとう」と言える
  3. 人間的に成長している実感
  4. 挑戦意欲がある

指示ゼロ経営では、仲間とともに、お客様や地域社会に喜ばれる仕事を第一義に考えます。
仲間と知恵を出し協働します。協働する中で、自分の居場所ができるとともに、仲間への感謝と尊敬が生まれます。
切磋琢磨し、人間的に成長します。
お客様から感謝の言葉や手紙など、「心のごちそう」を手にします。心のごちそうは次の挑戦のエネルギー源です。

こうした仕事は、顧客との人間関係をつくるので、数字を追わなくても数字が付いてくるという、安定した商いが実現します。

逆に、関係性がない企業ほど、数字を追わなくてはならず、結果的に数字に追われ、焦りと不安を抱えながら仕事に取り組むことになります。

90歳まで働きたくないわけですわ…

先程の、4つの要件を満たす職場で働く人から、よく聞かれる言葉があります。

「この仲間となら何でもできる。不安はない」

経済成長が担保されない時代における、新しい希望の形だと思います。

僕は、指示ゼロ経営の普及を通じ、人生の中に、このような気持でいる時間を少しでも増やしたいと思っています。

そうなれば、今よりも、少し世界が平和になるんじゃないかな?

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