あなたの周りに仲間も顧客も集まる「求心力」の探し方

よく、「何をやるか?よりも誰とやるかが大事」と言いますよね。
本当にその通りだと思うこともあれば、いや、そうじゃないと思うこともあります。

「誰」によりけりだと思います。
単に仲が良いだけの集団は、何かを生み出す力も発想力もないし、続ける根気も生まれません。

一方、価値観が合う仲間が集まると、何かが生まれる可能性があります。
価値観という明確な形のない「粒子」みたいなものから、対話を重ねる中で実現したい事、ビジョン、思いが生まれてくるのです。

それが求心力となり、組織を組織たらしめます。

価値観が合う仲間と飲み会をしたらプロジェクトが生まれたという話はよくあります。
以前に朝日新聞で特集されていましたが、B級グルメの元祖、富士宮焼きそばのアイデアは有志が集まる飲み会で生まれたと言います。

ちなみにこれは採用にとっても非常に重要です。
人柄が自社の風土に合い、一緒に働きたいと思えることは大切ですが、それだけでは良い組織は作れません。
求心力となる思いに共感する人を採用することが大切です。
そのためには求心力となる思いを持っていないと始まりません。

しかし、このように言うと「求心力となる思いが分からない」という方がいます。
僕はこの言葉を興味深く思っています。
だって、「ない」ではなく「分からない」と言う理由は、求心力の存在を感じているからだと思うからです。

実際にそうです。
何かあるけど、それをつかめない、明らかにできない、言語化できない。

明らかにするためには正しい思考のアプローチが必要だと考えます。
自分の外側のどこかにあるのではなく、すでに自分の中にあると考えるアプローチです。

すでにあるものを引き出す鍵は情動です。
例えば、僕の友人に「神対応」の話を熱心にするやつがいます。
ディズニーランドからリッツカールトンホテルまで、伝説のおもてなしに異常に詳しいのです。
そして、「ウチもそんな伝説をつくりたい」と言う。
この思いは求心力になります。

別の友人は昔から「弱きを助け強きを挫く」系のドラマや漫画が大好きでしたし、実際に行動の動機がそれなのです。
具体的には、強きを挫くはないのですが「弱きを助け」に異常な情熱を燃やすのです。
どのようにこうした価値観が作られたかは分かりませんが、過去を棚卸しすると求心力となる思いが見つかることがあります。

ちなみに僕は、人生のハンドルを自分で握る自律的な生き方…「人生の主」という思いが強く、僕が経営してきた会社はこれに共感する人が集まっていました。
スタッフだけじゃなくお客様も。

□求心力となる思いは誰にもある。
□明らかにするコツは過去の棚卸し
□言語化できた瞬間に人が集う

あなたにはどんな思いがあるでしょうか?

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

 

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