「この会社で働きたい!」心を動かすメッセージは3分で伝える

知り合いの大学生が就活をしています。
アフターコロナの雰囲気が広がり、企業側も採用人数を増やすところが多く、色んな企業の説明会に出ているようです。

お目当ての企業に選ばれるように奮闘していますが、企業側も選ばれる立場にあります。
学生は、かなりシビアな目で企業を選んでいます。

学生にはビジネス経験も知識もないので、その会社がこれから成長するかが分かりません。
というか、そんなことは誰にも分かりません。

会社説明会では、どの会社も業務内容は明確に説明します。
当然です。
自分の会社が何をやっているか分からず、日々の仕事をしている会社があるはずがないのだから。

でも、それだけの会社が多いと言うのです。
学生の話を聞き、僕は、まるでハローワークの職員のような事務的な説明をイメージしてしまいました。

そんな中で、学生が心を動かされた企業がいくつかあると言います。
それらの企業は、社長自らが登壇し、自分の思いを語っているのです。

社長によっては、情熱を込めて、熱く語る人もいたそうです。
静かではあるが、熱量を感じる人もいたそうです。

その思いに成長のエネルギーを感じ、この会社で働きたいという気持ちが芽生えるそうです。

先日、指示ゼロ経営式 採用術セミナーを行いました。
セミナーでは、知り合いの学生のような、働き甲斐を求める人の心に響く求人メッセージを学びます。

取ってつけたよう言葉ではなく、自分の内に燃える誠の思いを探り、言葉にします。

メッセージを考えるコツは、「なぜ、この仕事をしてるのか?」と問われた時の答えにあります。

「自分の会社をこうしていきたい」
「社会を良くしたい」
「こんな働き方ができる会社にしたい」

知り合いの学生が、説明会で心を動かされたスピーチにはこうした、誠の願いが込められていたのだと思います。

思いを伝えることができれば、すでに既存社員の中に、熱い思いで働いている人がいるはずです。
1人でも、そういう人がいれば、指示ゼロ経営の技術で、その1人を2人、4人、8人にすることができます。

「なぜ、この仕事をしてるのですか?」と問われた時に、なんと答えるか?
その答えは、自分の誠の願いが込められているか?

GW開けの初日だから、原点に立ち戻る記事を書きました。

今日も思いを込めて仕事をしましょう。

※今日のテーマは、6月29日(木)に開講する、指示ゼロ経営マスタープログラムで扱いますので是非、ご活用下さい。
自律型組織をゲームで体験し学ぶ面白い講座です。
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