間もなくやって来る「大量離職時代」へ今から備えること

時給4000円でも働く人がいない…
コロナ禍を経験し世界中で「グレート・レジグネーション」(大量離職)という現象が起きています。
解雇ではなく自主退職です。

この傾向は2021年にアメリカで始まり世界中に広がっています。
ニューヨークでは2022年4月時点で時給32ドル(現在の為替で換算すると約4000円)でも人手不足になっているそうです。

当初は各国政府が支給した給付金があるから働かないのだと思われてきましたが、どうやらそうではないようです。

原因は価値観の急激な変化だと分析されています。
突然、職や収入を奪われる中で、本当に大切なものに気づき、これまでの経済優先の価値観が変わり始めたのだと。

お金のために人生をすり減らすような生き方に疑問を感じ始めた人が現れています。
もちろん、そういう人の割合はまだ少ないですが、すでに影響力を持ち、すぐに社会全体に広がっていくと予測されています。

日本も例外ではありません。

僕はパンデミックは価値観が変わる引き金だったと考えています。
これまでも静かに価値観の変化は進んでいたところ、パンデミックで一気に動いたのだと。

価値観の変化は企業経営、すでに「働き方」に影響を与えています。

「頑張れば金持ちになれる」「出世できる」という動機づけが、すでに若者には通用しなくなっています。

決して若者に意欲や向上心がなないわけではありません。
テキトーに働ければいいと思っているわけではない。

充実した人生を送りたいと考えているのです。
経済の奴隷ではなく、自分の人生のハンドルを自分で握り自律的に生きたいのだと。

これは僕の思い込みではありません。

現に、ホワイト企業大賞を受賞する企業では、求人をかけると断るのが大変なほど応募が来ています。(ここで言うホワイト企業とは、働き甲斐が高く、仕事から幸福を得られる企業を指します)
ホワイト大賞を受賞したからではなく、受賞する前から大人気なのです。

生き甲斐、働き甲斐を求める人は確実に増えているのに、自社に人が集まらないのであれば、その真の原因は、そういう人が集まる求人ができていない事に原因があるかもしれません。

働き甲斐を軸に、今の働き方を見直すこと。
求人では明確にメッセージを発信すること。
仮に今現在は働き甲斐のある職場でなくても、そうなる決意をして発信することです。

きっと多くの良い人に出会えると思いますよ!

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

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