求職者に人気のあの企業が求人広告に書いていること

「求人をかけても人が集まらない」という悩みを持つ中小企業が多くあります。
そして、「人が集まらないといっても、ウチは小さな会社だから高待遇にできない」と言います。

中小企業は大手に比べ賃金だけでなく福利厚生などの制度も弱いから待遇で勝負したら敵うわけはないですよね。

でもこれは採用に限った話ではありません。
商売そのものがそうだと思うのです。
経営資源に乏しい小さな会社は、大手とは別の独自の領域で活動しますよね?
特定の顧客がうんと喜ぶ商品、サービスだったり、特定の地域に限定したりと。

採用活動もそう。
では、どんな人を対象に絞り込めば良いのでしょうか?
それは…

「働き甲斐を求める人」

に絞り込むことだと考えています。

「そんな人が自社の近くにいるのか?」と思うかもしれませんが、必ずいます。

その根拠を示す統計的な資料があります。
おなじみの内閣府の「国民生活に関する世論調査」です。

見て分かる通り、モノの豊かさよりも心の豊かさを重視する生活者が増えていますよね。

この資料は主にマーケティングの世界で活用されてきましたが、そのまんま採用に当てはまるのです。

働き方における心が豊かさの代表が「働き甲斐」です。

おそらくクルマで移動して数分以内に何人も働き甲斐を求める人はいるでしょう。

もう1つの資料は…資料なっていないのですが…僕の経験です。
僕が23年間経営してきた会社は、不人気業種の代表とも言える新聞店です。
待遇を良くしても集まらないという始末です。

そんな時にメンターからアドバイスをいただき働き甲斐を訴求する求人に変えました。

左がBefor、右がAfterです!

当時、買い手市場だったこともありますが90人ほどが応募してきました。
そして、何人もがこう言うのです。

「働き甲斐がある会社になかなか出会えないでいました」

出会えないはずです、だって多くの企業が働き甲斐を発信した求人を行っていないのだから。

働き甲斐を求める人材はすごく増えているのに、そこにアプローチする企業はまだ少ないしメッセージの出し方が下手だと感じています。

ちなみに、働き甲斐を求める人は、特段、教育をしなくても自発的だしクリエイティブな仕事をします。
人材教育が楽になりますよ。

仮に、今、自社が働き甲斐あふれる会社になっていなくても、それを目指す意志があれば正直に求人広告に書けば良いと考えています。
「働き甲斐あふれる会社を一緒につくってくれる人、募集します」と。

さて、いかがでしょうか?
求人難の時代に、少しでも参考にしていただければ幸いです!

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