チームワークは挑戦に比例する

ともすれば精神論の範疇になりがちなチームワークですが、業績が良くなる論理的なカラクリがあります。

1つは、1人1人が全体を観て、声を掛け合うことで仕事の流れが良くなることです。
自分はできても次工程で仕事が詰まっていたらチームとして成果を出すことはできませんからね。
詰まっている箇所=渋滞箇所を助け合いで解消することで、より多くの仕事をこなせますし納期も短くなります。

もう1つは、ワイガヤによる創造性の発揮です。
今って生活者の目が肥えていますから普通のものでは満足しません。
気が利いている、驚きや感動がある、視点が新しい…そんな商品・サービスを生むためには創造性が必要です。
良好なチームワークはワイガヤを生む、付加価値の高いものを開発する源です。

さて、メリットしかない、そして全ての社員さんが望むチームワークですが、なぜか芳しくない企業があります。
その原因を社員の意識の低さに置きがちですが、実はそうではありません。
時々、僕にチームワーク向上の研修を依頼される方がいますが、研修をやる前にチェックすることがあります。

それは、

「チームワークが必要ない仕事をしていないか?」

ということ。

チームワークは、1人ではできないことに取り組むから必要なのです。
ルーティンワークしかしていない企業、あるいは個々がバラバラ、力を合わせなくても達成できる小さな目標の場合、チームワークは必要がないので形成されません。

そもそも人類は、ホモサピエンスになる前、100万年以上前から集団を形成して行動してきました。
個体としては弱いからです。
そして幾多の試練をチームワークで乗り越えてきました。

その遺伝子は今でも刻まれています。

それを呼び起こすためには大きな事に取り組むこと、それが必須条件です。

それでは今日も素敵な1日を!

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