あと210日…お盆で気付いた、家族と過ごせる残り日数と生きる指針
お盆に、息子が社会人になってから初めての帰省をしました。
短い間でしたが、酒を酌み交わしながら色んな話をしました。
それにしても、お盆とは、生きる上で大切なことを思い出させてくれる、優れた行事だと思うんですよね。
家族の大切さや、ご先祖様から受け取ったものを再確認し、充実した人生を贈るヒントを与えてくれます。
今日のブログでは、今年のお盆で、僕が得た教訓を共有したいと思います。
息子から帰省の連絡が入ったのは、帰省の2日前でした。スタートアップ直後の忙しい企業に就職したので、帰って来れないかな?と思っていたので嬉しかった。
と同時に、危機感に似た感情が湧き上がってきました。
もし、このまま息子が県外で働き続けると、おそらく帰省は年に2回ほど、日数にして6日間ほどです。
僕が90歳まで生きるとしても、あと210日間しか一緒に過ごすことができない計算になります。
子どもが巣立つまでは、365日中、360日は一緒にいるのが当たり前です。
かつて僕もそうだったように、その時は、その生活がずっと続くような気がしちゃうんですよね。
来年からは、娘が転勤で県外に行きます。
一緒に過ごす1日1日の重みを知った今年のお盆だったのです。
お盆には親戚が集まり、ご先祖の話を聞けることも素晴らしい体験です。
僕の祖父が、僕が生まれたことを大喜びした話は、これまでに100回ほど聞きましたが、聞く度に、僕は祝福されてこの世に生まれたことを実感するのです。その安心感はこの年になっても僕を支えています。
また、僕を形づくる思想や個性、能力に多大な影響を与えてくれたことも知るのです。
亡くなった祖父や祖母、父から受け取ってきたものの大きさを知ると、ある種の「罪の意識」のようなものを抱きます。
なぜか罪なのかというと、どれだけ頑張っても恩を返すことはできないからです。
だから、せめて子どもたちに送ろうと思うのですが、親戚の話を聞くと、それでも余りある恩を受けてきたことが分かります。
だから、僕は、血縁を超えて社会に送る、あるいは次の世代に送る決意をせざるを得ません。
同時に、そのように生きることは、この上なく幸福なことだとも思ったのです。
家族全員でお墓参りをした時に、墓前で、ご先祖に感謝の気持ちと決意を伝えました。
お盆は過去と未来をつなぐハブのような時間。そんな気づきを共有したくブログを書いたのでした。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
※「記事が面白かった」という方は、是非「読者登録」を!読者優先セミナーや無料相談など、登録者限定の秘匿情報が届きます。
※年内最後の採用術セミナーを10/22(水)に開催
✓自発性の高い人材がたくさん集まる
✓面接時の情熱とヤル気が入社後も続く
✓先輩社員が新人の教育に関心を持ち共に育つ
人手不足解消だけでなく、自律性の高い組織を実現します。