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エゴのエネルギーを失った経営者は、羽を切られた鳥と同じ

??心に響かない理念にはエゴの力がない

おはようございます。
今日は大学時代の後輩の結婚式です。
この年になると結婚式って、ほぼ親戚だけになりますから嬉しいですね〜
葬式が多くなるんだよね…
数年ぶりに会う友人もいるし楽しみです。

さて、最近、すごく思うんですが「キレイごと」がすごく気になるという本音の記事を書きたいと思います。

kujaku

キレイごとだけの社長は羽を切られた鳥と同じ

よく「理念経営」とか「ミッション」とか「創業の理念」とか言いますよね。
それらがキレイごとだとは思っていませんよ。
すごく大切なものです。
それらは基本的に、他者の幸せを望むもので、素晴らしいことであると同時に、事業繁栄の礎になります。
自分の幸せにしか興味のない人のために力を貸したと思う人なんていませんし、顧客だって自分を幸せにすることに真剣な相手から買いたい。
さらに社会にとって有益な存在から買いたいと思っています。

他者に認められなければ事業はできない。
その指針が理念です。

でも、僕は「空っぽ」な経営理念もたくさん見てきました。
キレイな言葉だけが口から出たような経営理念です。
「世のため人のため〜」という言葉だけが宙に浮いているような理念。
自分たちには何ができるのか?どうしたいのか?
それがないと単なる道徳論で社長室の額に掲げるだけになってしまうと思います。

理念とは、社長のエゴが熟成したもの

思いがある理念には、ある種のエゴが潜んでいます。
エゴというと醜いものに捉えがちですが、社長の勝手な思いから始まるという意味で、僕はエゴと捉えています。

「誰の」「どんな幸せを創造するのか?」
それは社長がいいと思う独自の世界の創造であるわけですが、そこに普遍性があるから認められる。
自分の思いと、みんなの幸福が両立した時に、共感を呼ぶ理念が誕生するのだと思いますし、実現性も高いと考えます。
自分を無にしない、自分を犠牲にしないことだと思います。

あと、稼ぐ欲求です。
世のためになることがしたいのであれば、ボランティアという手もあります。
しかし、事業として行えばお金の力を活用し、大きく展開することができます。

それを支えるのが「稼ぎたい」という大切なエゴです。

僕はこれまで1000人以上のオーナー社長に会ってきましたが、1人たりともお金に対する欲求を持っていない人に会ったことがありません。
隠している人はいるけどね。
じゃなきゃ、法的な責任とお金に対する最終責任を負うオーナー社長の道なんて選ぶはずはありません。
イチロー選手は、「自分は野球が好きだから年俸は少なくていいです」なんて言いません。
みんなすごく欲張りで、それが推進力になっている。

しかし、それの実現のためには、欲を維持したまま、あるいは欲を満たすのと同時並行で他者の幸福を考えないといけないという真理にたどり着きます。
世界がそうできているから。

世の中には、本当に他者の幸福だけを考えている人もいますが、「普通の人」の事業創出の基本原理には「欲のエネルギー」は欠かせないと僕は考えます。

本当の幸せはお金では買えないとことを十分に承知しながら、お金で買える幸せは全部買う。
そのくらいの欲とロマンを心にドロドロと灯すことが必要だと思います。

欲だけで突っ走る事業には限界がありますが、欲のない人がやる事業も脆弱。

自分の欲と他者の幸福は相反するものでない。
両立する「解」を見つけることが事業の繁栄を実現するのだと思います。

さて、欲にまみれた僕ですが、結婚式では「愛がすべてだ」という顔をしてきます(笑)

それではまた明日!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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