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1人1人に弱点があるから組織は強くなれる

社員1人1人がしっかりすれば組織が良くなるとは限りません。
ピーター・ドラッカーの名言に「いかに優れた部分最適も全体最適には勝てない」とありますが本当にそうだと実感しています。
1人1人の成長=部分最適
チームワーク=全体最適

いかに全体最適を創り出すかが非常に重要だと考えています。

企業の能力は「一番弱い部分」が決める

チームワークの最大のメリットは、チーム内での「学び合い」「助けい」にあると思います。
上司1人が部下を指導するよりも、仲間で学び合った方が学びの機会が格段に多くなります。
これに関してはこの記事を参考にしてね!
「人は答えを得た時ではなく疑問を持った時に成長する」

上司が部下の指導に使える時間は限られています。
そして、指導が必要な「下」の社員に時間の多くを割かれるから「中」の社員の指導時間は本当に少なくなります。
学び合った方が、学びの機会と知の多様性が格段に向上します。

助け合いも重要です。
「自分はできたから良いや」という人がいると全体に悪影響を及ぼします。
例えばね、ある会社では1日あたり10の材料仕入れの能力があるとします。
で、製造も同じく10。
しかし梱包が仮に5だったとします。
売る力も10…
この会社が1日にお客様に届けられる数は「5」ですよね?
「一番弱い部分が全体を決める」ってわけ。
ということは、梱包以外の全部署がパフォーマンスを半分しても(サボっても)会社全体の売上は変わらないのです。

この考え方は「TOC理論」と言って全体最適を実現するメソッドです。
たくらみ屋の相棒、森本繁生さんが国際インストラクターですので、興味ある方はブログをチェックしてください。
https://takuramiya.com/category/toc/

さて、一番弱い部分が会社を決めるのだから「自分はできたから良いや」は通用しませんよね?自分は良くても全体は良くない→結果的に、その人も得をしない。
残念です(笑)

助けに行けば良い、ただそれだけです。
5が6になったら売上は20%アップですからね。

欠けた人間同士が学び合うと集団は加速度的に成長する

学び合いと助け合いは時間とともにレベルが加速度的に向上すると考えています。
「勝手にどんどんと成長する集団」です。

先日、それを改めて実感した出来事がありました。
僕が代表理事を務める夢新聞協会(一般社団法人ドリームペーパーコミュニケーションズ)で夢新聞講師の養成講座を行いました。
そこに北村奈保子という女性が参加してくれました。

北村さんが講師として子どもたちに伝えたいことは「1人1人、それぞれが自分の人生の主役、主人公」ということ。
北村さんはこう考えています。
「人は欠けたリンゴみたいなもの」と。
みんな、どこか欠けた部分(弱点)があるということね。


で、欠けた部分が気になる。
でも、そこに目を向けずに「有るもの」を見ようと考えているのです。
で、それを「誰かのために活用しよう」と。
そうすると自分の欠けた部分を、誰かが補ってくれる。
それができたら事実上弱点がなくなるのです。
僕は思いました。
「もしかしたら神が人に弱点を与えたのは『協働・共創をせよ』というメッセージなのかもしれない」と。

ここまでは全体最適の話です。
で、ここからが僕にとっての気付きです。
北村さんはこう続けました。
「補い合うと、互いが成長する」と。
つまり、より豊かなリンゴになるというわけ。
そのリンゴたちが、学び合いをすれば、そりゃ学習レベルが加速度的に向上するわけです。

図にするとこんなイメージです。

黒の線は上司がマンツーマンで教えた場合の線で、赤い線は学び合った時の線です。
あくまでイメージなのでこんなに簡単にはいかないけど、学習が加速するのは間違いがありません。
「互いに高め合う」ということ。

「いかに優れた部分最適も全体最適には勝てない」
社員1人1人が全体を観る視点を持ったら、会社は本当に強く豊かになると思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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