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未来を創造する人が使う言葉には「どうして」ではなく「どうすれば」が多い

未来を創る一番の方法は「嘘でもいいから未来をでっち上げること」だと思います。
今、多くの産業、業界、企業が改善をどれだけしても立ち行かなくなってきています。
もう、従来の延長線上で頑張っても未来が創れない…

そんな時は、過去からの流れをどれだけ分析しても、反省しても未来を創ることができないと思っています。
創造と想像は表裏一体、まずは未来をイメージすることから始めるのが最良だと考えます。

嘘でもいいから理想の未来を描いてみる

未来を創る企業は未来の話をしている。
創れない企業は過去と現在の話が多い…そんな特徴があると感じてます。
現在起こっている不都合なことを言われると、人はそれを改善することを意識しますよね?
でも、その改善が良い未来を創る要因であるとは限りません。

最悪なのは、現在の不都合の話をすると、その原因を人に求めちゃうことです。
「アイツがこう言ったから」とかね。
そうなると意識が失敗の回避になり、とても未来創造に向きません。

「未来を創造するためには未来の話から始める」
これが鉄則だと考えます。

例えば、以前にテレビでコンビニのおにぎりの開発の話を見たことがあります。
その考え方にすごく感銘を受けたのですが、開発チームのリーダーが「先効果、後効率」という話をしていました。
どういう事かというとね、まず想像できる最高のおにぎりを試作するそうです。
現実的な都合…コストだとかは一切、無視する。
とにかく現実的にムリだと思っても、「こんなのができたら良いな〜」と思う最高をつくる。
で、試作ができた段階で現実的な課題を解決する方法を考えるそうです。
そうすると意外と解決できちゃうそうなのです。

これが現実的な事から話を進めると「最初からムリ」となって良いものができない。
思考が、「まず未来を描いて、後でそれを実現する条件を考える」という手順なんだよね。

この思考手順はあらゆることに応用できると思っています。
クレームが来たら、その原因を考える前に、それが嘘のようにない世界を想像する。
売上、利益が落ちたら、儲かってしょうがない世界を想像する。

そんな思考が明るい未来を創るのだと考えています。

使う言葉を「どうして」から「どうすれば」に変える

実は、この話は僕も先輩に教えてもらったんです。
その時に言われたことは一生の財産になっています。
それは「米澤、今から使う言葉を変えてみろ」というひとことです。
当時、仕事で上手く行かないことが多く、そのたびに「どうしてかな?」と深く考える習慣がありました。
で、先輩に相談をしたわけです。
先輩は僕に答えは与えてくれませんでしたが、その代わりこう言いました。

「使う言葉を『どうして』から『どうすれば』に変えてみろ」

これが効果抜群、まったく観える世界が違ってきたんです。
例えば、クレームが起きた時を想像してほしいのですが、「どうして起きたの?」と口にするのと「どうすればなくなるだろう?」と言うのとでは、脳の働きが全く違うでしょ?

「どうすれば…」と口にした瞬間に脳が解決に向けて機動する感じがしませんか?

どうやら脳は質問に素直に答えるという性質を持っているようです。
高性能の脳にどんな質問をするか?で解がまったく違ってくる。
「どうして?」と問えば、脳はその原因を導き出すし、「どうすれば」と問えば、再発防止の素晴らしいアイデアを出してくれる。

高性能ゆえに、役に立つアイデアもそうでないアイデアも、ちゃんとしたものを出しちゃうんだよね。
だったら得する方向に使わないと勿体ないですよね?

今、多くの企業が産業の成熟期の影響で、これまでの手法が通用しなくなってきています。
そんな時に求められるのは「想像からの創造」だと思います。

問題・課題を抱えた時は「嘘でもいいから理想の未来をでっち上げる」

これを1人ではなく複数のスタッフの脳を借りてやれば、凄いことになりそうですね!

素敵な未来をイメージしましょう!

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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