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不安の9割は取り越し苦労で終わる…不安と上手に付き合うには

人は日々不安を抱えながら生きています。僕もそうです。
特に経営者は常に、心に不安が住みついています。
不安って恐怖と違って何が原因かがハッキリしていない事が多く、だからこそ気持ち悪い。
エネルギーを奪い、創造性と思考力、そして行動を鈍らせます。
ところが、不安のほとんどは取り越し苦労に終わることが多いと思います。
 
だから社長には不安と上手に向き合い、軽減する技術が必要だと考えています。
どうすれば良いのか?…今日はそんな内容です。

不安は向き合わないともっと増大する

不安は、「不安に駆られる、憑かれる、苛まれる、襲われる 」と表現するように、なかなか自分で支配下に置けないものです。
だからこそ嫌なものですよね?
 
これって人類が生き残るために獲得した知恵なのだと思います。
身を守るために、対象がハッキリしていなくても不安を感じてしまう。
本能みたいなものだから避けることは困難です。
実は、あなただけでなく、あなたが憧れるあの人も、あなたに高圧的なあの人も、幸せの絶頂にいるように見えるあの人も、実は感じているものだと思います。
 
みんな感じている、でも、その付き合い方が上な人と下手な人がいるのだと思います。
下手な人は不安にとり憑かれて、エネルギーがダダ漏れになり、思考が鈍くなり、行動への意欲が失われます。
 
付き合い方が上手な人は、不安を小さくするコツを知っているのだと思います。
その方法は不安を肯定することです。
 
緊張と同じで「していない、していない」と否定すればするほど、意識下ではそうなっている事を認めてしまうと言われています。
 
IMG_2657
手の平に人を書いて飲み込んでも効果がないことが分かった(笑)
 
否定すればするほど肯定してしまう…心の作用って怖いですよね。
 
どうすれば不安と上手に付き合えるか?
僕は以前に師匠から「最悪と最善を想定してみる」という方法を学び、すごく役立っています。

最悪を描いたら、次に最善をイメージしてみる

不安を認めないとさらに大きくなっていまします。
逆に肯定すると楽になる。
よく、不安な気持ちを人に話すだけで楽になることがあるでしょ?
だから、思いっきり味わってしまえばいいと思います。
 
その方法の1つが「最悪を想定してみる」ってこと。
例えば、社員について不安を感じている社長がいるとします。
そんな時についやっちゃうのが社員の批判ですが、それをやると不安は増大してしまいます。
そうじゃなく、その先に起きる悪いことを考えてみるんですね。
 
「社員が仕事をサボる」→「業績が悪くなる」→「借金が返せない」→「人生終わりだ…」
みんながそうかは分かりませんが、多くの人が突き詰めると最後に「人生終わりだ…」に行き着くと思います。
でも、本当にそうか?って話です。上手に破産する方法だってありますしね。
というか、人生はいつか必ず終わる。
突き詰める途中ではさらに不安になるけど、最悪を想定すると気持ちが楽になると思います。
 
それと「社員がサボる」が直接、業績の悪化に繋がるとは限りません。
不安って、対象がハッキリしていない時に起きるので、因果関係を明らかにしてみると繋がりが薄いことも分かります。
不安の9割は取り越し苦労で終わると言いますが、因果関係が成り立っていないからだと思います。
同時に考えることで、起きてしまう1割も見えてきますよね。
 
不安の先にある最悪を考えたら、次に最善をイメージすることが大切だと思います。
イメージは実現すると言いますが、脳に描かれたシナリオは行動に影響するので、最悪のシナリオは上書きしないといけません。
 
「最悪を想定し最善をイメージする」
 
結構、使えますよ!
 
それでは今日も不安を希望に変えてがんばりましょうね。
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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