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失敗を一過程と見る「シナリオ感性」があればどんなことも実現できる

hihan

失敗を許さない社長もいれば、寛容な社長もいます。
どちらが人と集団を育てられるか?と言えば自明ですよね。
人は失敗から学び成長します。
失敗が許されないと挑戦しなくなるから、失敗には寛容である必要があります。

特に今は、これまでの手法が通用しなくなってしまったから新たな挑戦が必要です。
企業内に「創造」のウェイトが多くなってきています。
その時に「失敗は許さん!」って言われたら自分を守り挑戦をしない方が利口って考えになちゃうよね。

今日は、失敗を成長の糧にできる組織にするために、社長が持つべき視点を考えたいと思います。

現時点だけに意識を奪われない「シナリオ感性」が必要

失敗を成功の糧にできる組織には共通する風土があります。
それは「失敗した時に笑っている」ということ。
なぜ笑えるのか?
ふざけているから?…そうじゃない。

失敗を失敗と思っていないのです。
反省しない質の悪い組織ってわけじゃありませんよ(笑)

「まだ成功の道程にいる」「現時点は最善の状態」と現状を見ているのです。
どう見ても最善の状態に見えなくても「それに気づけたことは収穫だ」と考えられるのです。
だから笑える。

逆に、今の状態が最悪だと認識すると「終わってる…」と、溜息が出て、その原因を誰かに押し付けることにすらなります。

どちらが未来を創れるかは明白ですよね?

そして、「まだ過程にいる」と思えるには、現時点だけに意識を奪われない「シナリオ感性」が求められます。

自分の思いには限界があるがみんなの思いは無限

シナリオ感性を持つには「未来への確信」が重要だと考えています。
「そうならない訳がない」という確信があれば、現時点の不具合も一過程だと思えますからね。でも、これがそう簡単に持てないんです。
最悪の結末に向かっているのでは?と悪魔のシナリオが勝手に脳内で描かれちゃうもの。
人間には防衛本能があるから最悪を描く方が抜群に優れているのです。

僕は様々な企業、経営者を見てきて、最良のシナリオを描ける人たちには1つの特徴がある事に気づきました。
それは、自分、自分たちの思いを超えた思いがあるということ。

描いた未来が実現した時に喜んでいる人が自分たち(社内)だけじゃないということ。
お客様、地域、取引先…大勢の関係する人たちが笑顔になっている未来を描いている。

僕はこれがとても効くと考えています。
だって、みんなが幸せになる未来なら、それをみんなが望んでくれるはず、そう思える事が大きな自信になるからです。

自分の思いには限界があるけど、みんなの思いになったら無限の可能性があると思う。

自社の未来に、自分たち以外の人の幸せがあるか?
それが、今の捉え方が変わり、失敗に寛容になれ、社員が果敢にチャレンジできる風土づくりの基本だと考えます。

失敗した時に笑える会社にしよう!

それではまた明日!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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