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社員の自立は、手を離し目を離すが心は離さないことで育つ

自立した社員を育てるには、社員との距離を徐々に離していくことが大切です。
いつまでもベッタリと関わっていると依存関係に陥ってしまうからです。

もし、今、社長が現場にいないと業務がまわらないのだとしたら、計画的に距離を離していくことをオススメします。

今日は、社員の自立を促すための上手な離し方について考えたいと思います。

成長段階に応じて距離の置き方を変えていく

以前にPTAの会議で中学校に行った時に「なるほど〜」と膝を打つ明言を見つけました。

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「赤子には肌を離すな」
「幼児には手を離すな」
「子どもには目を離すな」
「そして若者には心を離すな」

発達段階に応じて距離の置き方を変えていくという考え方です。
これは「離すな」と説いていますが、逆の見方をすれば「離し方」を説いているのです。
「段階を踏んで離す」ということです。

これは社員の育成にも言えると思いました。
「肌を離さない」ってのはセクハラだけど(笑)徐々に離していくことが大切です。
社長がいないと業務がまわらないというのは、お母さんがいないとご飯も食べられない子どもと同じですからね。

まずは、手取り足取り教える段階があります。
それをマスターしたら、手は離すが目を離さない段階に入ります。
次に「目を離す」段階に入りますが、それができないと社長がいないと業務がまわらないという状態になります。

ここが社員が自立するかどうかの分かれ道です。

目を離すと自律型組織になる

目を離すことは完全に任せることを意味しますが、ここで任せるという事を深く考えたいと思います。
「何を任せるのか?」ということ。
目を離す段階で必要な”任せる”は「仕事のコントロール」です。
自分でやり方を決め、実行し、改善するという一連のプロセスを丸ごと任せることです。

何かある度に社員から携帯電話が鳴るのは、やり方を社長が決めているからです。
あるいは社員が「任された」と認識してないから。
任されるということは、それを自分で考える責任を負うことだからね。

さて、目を離し社長がそこにいなくなることでチームが育つようになります。
個人だけでなくチームが育つ。
なぜならば、社長がいないと社員間の相談や学び合いが増えるからです。

とても自然なことだよね?

社員は上司からではなく仲間から教えられる方が学習します。
仲間には教育の義務がないから、能動的に教えを請うからです。
教えた方は一番学びになります。
さらに互いが何をやっているかが分かり、全体の調和がとれるようになります。

つまり、目を離すことで自律型組織になるのです。

ここを1つの目標にしてはいかがでしょうか?

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!

それではまた明日!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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