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真剣な社長は人を育てる。深刻な社長は組織の場を壊す

point02

人は環境に順応する生き物です。
だから、人材育成の最も重要な要件は「育つ環境を整備すること」だと考えます。
誰でも、その環境に身を置けば出来る様になる、そんな場づくりです。

部下を指導しても「いい感じ」の接客はできるようにならない

例えば、感じの良い接客をするお店ってありますよね?
「感じが良い」って言葉で定義しづらい領域です。
マニュアルが通用しない、感性で身につけるものです。

僕は、感じが良いお店に共通することの1つに「みんながご機嫌で働いている」ということがあると考えています。

「ご機嫌」

これって指導すれば出来るようになるのもじゃない。
ご機嫌になれる環境を創ることでしか実現しません。

先日、あるレストランに入ったら、店長と思しき人が接客のことで部下を叱っていました。
昔、松下幸之助翁が、お店を潰す秘訣に「お客様の前で部下を叱ること」と言っていましたが、こちらの機嫌まで悪くなってしまいます(笑)

福が逃げるよね。

この店長がすべき事は、部下を指導することではなく「いい感じ」で接客できるような環境を創ることだと思います。

「もっといい感じで接客しなさい!」
「ハイ!教官!」(古っ)

これはないですね(笑)

「きっと良くなる」という、人生に対する信頼があるか?

技術は研修で身につきますし、仕組みづくりも大切ですが、お客様が本当に求める「真の心地よさ」は場づくりでしか実現しないと考えます。

みんながご機嫌で働いていれば、お客様にとって心地よい場ができる。
そう考いうこと。

じゃあ、どうすればそういう場ができるかといえば、それはリーダー自身がご機嫌でいることです。

でも、自分の機嫌をとるって結構難しい。
重い責任を課せられたリーダーなら尚更ですよね?

じゃあ、どうすればご機嫌でいられるの?って話です。

ご機嫌でいるリーダーには「真剣さ」はあっても「深刻さ」がないと思います。

良い意味で楽天的。

深刻に陥る時って、目の前の事象に縛られている時です。
その先が見えなくなっている時。

受験生の多くは深刻に陥ります。
受験の成否で人生が決まると思ってしまうんですね。
でも「受験が全てではない」…そう思えた時に気持ちが楽になり、真剣になれるのだと思う。

広い視野と、先を見据え「きっと良くなる」という、人生に対する信頼があって初めてできることだと考えます。

何が起きるか分からないけど、自分が乗り越えられないことは起こらない。
それはある種の「諦め」だと思います。

それができると「起こっても、怒らない」でいられるのかな?

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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