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良い悪いをいちいちジャッジしない生き方

天気予報で雨模様を「ぐずついた天気」と表現しますよね?
あれって雨の天気を「悪い天気」と決めつけない配慮なんだそうです。

素敵だな、そう思いました。

デートの日に雨が降って残念と思う人もいる一方で、アイアイ傘ができると喜ぶ人もいます。
同じ天気でも解釈で感じ方が違うんですよね?

「ぐずついた天気」には断定的な評価が入っていません。

これはすべての事象に言えることだと思います。
経営にも言える。特に組織づくり・人材育成には重要な考え方だと考えます。
「ジャッジしない」
これが大切だと考えます。

ジャッジなんて出来なからしない

よく「物事をプラスに解釈する」と言いますが、ジャッジしないとはプラスにも解釈しません。
脳は相対的な判断をしますのでプラスにはマイナスが必要になります。
プラスに解釈すると頑張っている時点で、実はその出来事をマイナスと評価しているのです。
心で感じたことを脳ですり替えるテクニックで、有効な方法だと思いますが、ジャッジしない思考はもっと自然です。

「そういうこと起きた」
それだけで、いちいちジャッジをしません。

なぜジャッジをしないかと言うと、それが本当に悪い出来事かはわからないからです。

つまらない例ですが、僕はよく踏切に引っかかります。
1時間に2本しか走らないローカル線なんですよ。
「ホント、運が悪いな」ついそう思ってしまうのですが、もしかしたら引っかからないで走ったらその先で事故に遭ったかもしれません。

それは分からない。
だからジャッジしないというよりは「ジャッジできない」と言った方が適切なのです。

プラスに解釈しなくても成長するようにできている

組織づくりについて、僕が確信を持っている事の1つに、組織は問題を乗り越えて強くなるということがあります。

それができる組織には特徴があります。
問題の発生から成長課題を発見し活かしているのです。
しかも、社員が主体性を持ってそれに取り組む。

こういうと「プラス思考じゃん」と思われるかもしれませんが、ちょっと違います。
問題が発生したことと、それを悪い出来事とジャッジすることは別です。
起きた出来事を悪いと解釈する自分がいるだけ。

「そういう事が起きた」と受け入れる。
出来事と感情は別。

淡々と受け入れられるようになると、「成長のためのチャンスだ!」というプラス解釈にもなりません。
組織は感情エネルギーのバランスを自動的に制御すると言われていて、社長が強引にプラス思考を作ると、対極的な人間…マイナス思考に陥る社員が現れてしまいます。

経験ありますよね?
やたら熱い人を見て引いた経験。

トップの無理なプラス思考は組織全体のエネルギーを下げることがあります。

「受け入れて、取り組む」
その繰り返しで成長するようにできているのだと思います。

プラスに解釈しなくても、人も組織もちゃんと成長に向かう。
僕はそう感じています。

keep it real!
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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