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社員の考える力を育てるには「12秒の忍耐」が必要

おはようございます。
先日、コーチングを受けました。

以前にも受けたことがあって、その時のコーチの質問があまりにも「尋問」だったので、僕はコーチングに対し嫌悪感を抱いていたんですが、先日のは違かった。

ほんの15分で解決策が出た、しかも自分で。

今日はその体験からの気付きを書きますね。
社員が発言しない、自分の意見を言わないのは、社長が喋ってばかりいるからという話です。

社員が考えている間に喋り出すから、思考ができなくなる

コーチングをしてくれたのは「大佐」と呼ばれる男です。
鬼軍曹?
いえいえ、すごくユル〜い方です。

IMG_7460

大佐のブログはコチラ
http://taisa-ler.com

僕が相談したのはセミナーの価格についてです。
これまで受講された方たちに目に見える成果が出てきて、内容をもっと充実させたセミナーを作り、受講料もそれに応じて値上げしようと思っての相談です。
何が課題買って、値上げに対する心理的な抵抗感です。

大佐は、最初に「値上げすることで何が手に入る?」とユル〜く聞きました。

僕:「金」(笑)
大佐:「金が入ると何が手に入る?」
僕:「う〜ん…充実感かな?」
大佐:「どんな?」
僕:「…」

こんなユルーい問答の末に、僕が欲しいのは「感性の合う仲間と自由な関係をつくること」だという事が分かりました。
自立した者同士が緩やかにつながる関係です。
既存の組織に入って束縛されるのがキライなのです、ワガママなので(笑)

それは僕にとって人生最大の宝なのです。
そこから、自立した人になるには受講者も僕もガッツリ稼ごう、そのために非常に充実した内容にしようって話になりました。

今回のセッションで改めて気付いたことは、僕が考えている時に、大佐はず〜っと黙っていたとことです。
そして、ひとこと「いいよ」
僕の沈黙を許してくれる雰囲気を醸し出していましたので、すごく楽だった。
普段、意識していない事を考えるのって、すごく時間がかかります。
その時に、さらに質問されると、それがどんなに優しくても相手は「尋問」と感じちゃうと思います。

思考が立ち上がるまでの12秒間に耐える

社員と対話をする時に、相手の沈黙に耐えられなくてつい喋ってしまうことがありますが、それでは社員は自分で思考できません。
思考できない→沈黙→社長が喋る→余計思考できない→沈黙
そんな悪循環が起こりますよね?

思考は立ち上げるのに時間がかかると言われています。
例えば、セミナーなどで講師が「質問はありますか?」と聞きますよね?
それを聞いた受講生が質問を思いつくのに12秒ほどかかるそうです。
だから、その間待っていなければならないのですが、ほとんどの人は3秒くらいで、「ハイ、無いようですので…」と流してしまいますよね。

試しにイメージして欲しいのですが、12秒の沈黙ってすごく長く感じますよ。
結構、耐えられない。

そこを耐えることで相手の思考が立ち上がり、初めてコミュニケーションが生まれます。

って、偉そうに言ってますが、僕も耐えられなくて喋ってしまう質です(笑)

これからは、社員に質問した時に、「いいよ、ゆっくり考えて」と言うようにしようと思っています。

ま、ウチの社員は僕が質問をする前に喋り出すヤツらだけどね(笑)
自分が導くという発想は傲慢だと思います。
だって、人には、自力で解決できる力があるのだから。
それを信頼して、待つことが大切だと考えます。

さて、お盆はどんな予定でしょうか?
僕は、家族と旅行に行こうかと思っています。

素敵な夏をお過ごしください。

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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