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あなたの人生観と商品がリンクした時に「売れる」という現象が起きる

商売は、お客様と共感で繋がるか、損得で繋がるか、その二極化が進むと考えています。

商品にこれといった差がない場合、損得で勝負していたら値引きや特典を付けなきゃいけないですよね?
かけひきになる。
利益が減るしコストが増えるから儲からないし、何より商売が楽しくなくなります。
これは大手には敵わない、だから小さな会社は共感で繋がるのが理想です。

「同じような商品だけど、あなたから買いたい」
そう思われる事が大切ですし、現場では社員がそう言われることです。

共感はモノに対してはできない、人に対し抱くもの、もっと言えば人の思いに共鳴するものです。だとすると、社長に思い入れがあるか?が大切だし、それがあって始めて社員に伝染し、自分の言葉で伝えることができるのだと考えています。
テクニックの話じゃないんだよね。

僕は、モノを売ろうとすると「かけひき」に陥りやすく、お客様の幸せを思うと共感が生まれるものだと考えています。

共感がないと損得の駆け引きに陥る

特殊詐欺防止の「かもめ?る」ってご存知ですか?
郵便局の取り組みで、高齢者の振り込め詐欺の被害を防ぐために、「振り込め詐欺にご注意!」っていうハガキを配達するんです。
で、地元の企業にスポンサーになってもらうって仕組みです。

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職員がその営業を行っているのですが、結構大変みたいです。
なぜか?
理由は、企業にとってスポンサーになることのメリットが薄いからです。
「我が社は振り込め詐欺撲滅に協力しています」ってアピールができることをメリットに謳っていますが、実際はそんなにイメージアップにはならない。(あくまで僕の見解です)

かと言って、サービスに思いがあるかといえば、それが分からない。
振り込め詐欺の撲滅に、どれだけ真摯な思いがあるかが分からないんです。
てか、無いのかもしれませんが(笑)
郵政の上層部からの発信も聞いたことないし。

とても良い活動だとは思いますが、思いが分からないと共感はできませんよね?
だから、損得勘定になり、メリットがなければ「お断りします」ってなっちゃうんです。

売るのが大変な商品ですよね?

自分の人生観と商品がリンクすると思い入れが誕生する

思いは、「お客様にこうなって欲しい」という純粋な言葉で伝わるものだと思います。
僕は、社長になった当時、これが言えなかった。
なぜ言えないかというと思いがなかったから(笑)
無いものは言えんわな。
むしろ「新聞なんてなくても生活に困らない」とすら思ってましたよ。
あ、関係者の方、怒らないでね(笑)
ちょうどネットが急成長した時期ですから、それじゃ売れんわな。

それがいつしか持てるようになったのは、指示ゼロ経営を研究するようになってからです。
自由な人生を送るためには「自ら考える力」が必要で、それには情報を読み解く能力が必要だと知ったからです。

その一助に新聞がなる。
同時に、新聞以外のメディアにも触れることが必要だとも思いました。
だから僕は、それをお客様にニューズレターなどで伝えました。
それは伝わる、お客様にも社員にも。

「新聞こそが」というのは「思い込み」です。
それはモノ発想。

人発想になった時に、「思い入れ」が生まれたんですね。

僕の思い…自由な人生を生きるという思想と新聞という商品がリンクして始めて自分の言葉になった。

きっと、あなたにもそんなリンクがあるはずです。

自分を知り、商品を知る。
そこから損得を超えた関係が生まれるのだと思います。

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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