脱無難!アイデア集団が大切にしている4つのルール

エジソンは、「1%のヒラメキと99%の努力」と言いました。
ヒラメキ(アイデア)がなければ努力のしようがないし、ヒラメキがあっても努力をしないと絵に描いた餅に終わってしまうということです。
両方欠かせないということね。

指示ゼロ経営では、チームでアイデアを出す訓練をします。(三人寄れば文殊の知恵)
同時に、アイデアを形にするため実行力(チームワークや計画管理)を磨きます。
ちょうど、今、指示ゼロ経営マスタープログラムの8期をやっていて、先日、三人寄れば文殊の知恵に関するワークを行いました。

アイデアは「場」が重要です。
気が合う仲間でワイワイガヤガヤと自由に話し合っていると素晴らしいアイデアが生まれます。目を閉じて腕を組んでいるお偉いさんがいる会議では面白いアイデアは出ません。
上下関係が薄く、自由に発言できる心理的安全性の高い場が欠かせません。

僕は、自由に発言しても分断しない関係性を、親友のような関係性と捉えています。
そういう関係になるヒントは、文字通り、親友になるまでのプロセスにあります。
1人、親友を思い浮かべ、初対面から今まで、どんな事があったかを思い出してみてください。

面白いアイデアが出る時には、最初に混沌があります。
みんなが自由に発言している間は、まとまりも方向性もない混沌状態が続きます。
「あーでもないこーでもない」「◯◯さんのアイデア、良いよね」「◯◯さんの言うことも分かるが、このアイデアの方が良くない?」「◯◯さんは何か意見はないの?」
自由に発言できる雰囲気があると、たくさんの意見・アイデアが出ます。付箋などに書いてから発表するとなお良しです。(全員のアイデアが可視化される)

次に意見をまとめます。
意見やアイデアには「理由」があります。
理由を述べると、異なるアイデアでも理由は同じという事があります。10個のアイデアも理由でくくると3つほどに絞られます。
さらに、絞られた理由に対し、さらない理由を考えます。すると、最終的には、「会社を良くする」とか「みんなが幸せなれる」といった普遍的なものに集約されます。
チームの意識が1つの方向性にまとまるのです。

チームに一体感が生まれると、場が活性化し、みんなが驚くようなユニークなアイデアが生まれます。
通常だと、そういうアイデアは変わっているが故に、すぐには採用されません。
しかし、チームに一体感があると、アイデアにフォロワーが現れます。フォロワーが一定割合を超えた時に「みんなの合意」として採用されるのです。

三人寄れば文殊の知恵は、少数派の意見を多数派が納得した時に生まれます。
少数派の意見は、ユニークゆえに認めてもらえないことが多いのですが、ちゃんと理由を添えて伝えると納得してくれる可能性が高まります。

今は創造性の時代です。
斬新で面白いアイデアが出せるかどうかは、組織の未来を決める一大事です。

「自由闊達な場」
「混沌を楽しむ文化」
「アイデアは理由でくくる」
「1人のアイデアにフォロワーがつき、みんなのアイデアになる」

以上の4つをもとに、自分たちの話し合いの状態を今一度、チェックしてみてはいかがでしょうか?

というわけで今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

 

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