これからのビジネスを生き抜く知恵は、実は小学校で習っていた

今、絶賛執筆中の新刊が世に出たら、僕は教育者を巻き込んで出版記念イベントをやろうと思っています。

書籍のテーマは、賃金です。
賃金と教育界に何の関係があるの?と思われるかもしれませんが、執筆するほどに、賃上げの問題を超えて、教育の重要性を痛感するのです。

ご存知の通り、日本の賃金は20年以上、上がっていません。
これを受け、政府は様々な対策に乗り出しましたが、どれも対処療法だと感じています。

賃金が上がらないのは「現象」です。
風邪を引けば、咳が出るようなもの。
最も大切な対策は、風邪をひかない体質づくりです。

賃金が上がらないという症状は、企業体質の不調を報せる黄色信号だと思います。

賃上げという現象は、健全な企業風土が基礎になります。
良い組織風土で、社員さんが働き甲斐を感じ、最高のチームワークで仕事を愉しむことで、素晴らしい創造性が発揮されます。
創造性が付加価値を生み、賃金が増えるのです。
この因果は、特に成熟社会で重要なのですが、いまだに過去の思考(モノの豊かさの時代の思考)を引きずっていると感じています。
住む世界が変わったら体質も変えなきゃけません。

政府の賃上げ政策は、体質改善をせずに、咳止め薬を投与するようなものです。
もちろん、一時的には必要な措置ですが、根本原因に着手しなければ、問題は次世代に先送りされます。

根本原因は教育です。
健全な風土づくりにとって大切なことは、基本的に小中学校で、道徳や部活動で習います。

「今だけでなく、長期視点で物事を判断する」
「自分だけでなく、仲間と共創・協働し、互いに栄えることを考える」
「人生にとって大切な価値を考える」

要約すると、仲間とともに長期視点に立ち、真の幸せを実現していくということです。
思考が、「今だけ、金だけ、自分だけ」になると、短期的には良いかもしれませんが、長期では大損をします。
(こういう学術研究があるらしい。知っている方がいたら僕に教えて下さい)

価値観は、秘伝のタレのようなもので、一朝一夕に作れるものではありません。
変えるにはすごく時間がかかります。
僕は、30年かけて醸成した価値観を変えるには30年かかると思っています。
僕は今、50歳だから、100歳にならなきゃ変わらないというわけ。
死ななきゃ治らんというわけだ 笑
(超絶体験をすると一気に変わることがあるが)

僕は、書籍の執筆を進めれば進めるほど、国家ぐるみで体質改善をする必要性を痛感するのです。
「教育は100年の計」と言いますが、最優先は教育だと思います。

別に、賃上げのために教育を変えるということではありません。
賃金が上がらないという症状は、社会に顕在する症状の1つで、日本は、他にも多くの症状が出ています。
それらは、教育を変えることで治っていくと思うのです。

というわけで、今日の記事をお読みの先生方、(読んでいる人、いるのかな? 笑)今年の秋くらいに横浜でイベントをやりますので、絡んで下さい!

もちろんビジネスパーソンもね。
自社の人材育成にパラダイムシフトを起こすかもよ!

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

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