「ここを変えれば全体が激変する」という急所を見つけ全員参加で解決すべし

「僕のノウハウは見るところを減らすことをするんです」…これはたくらみ屋の相棒、森本繁生がとある企業さんの研修中に言った言葉です。
僕は、その時の受講者以上に熱心にメモを取ったことを覚えています。

企業に限らず、全ての物事に当てはまる繁栄の理だと思ったのです。

どういうことかと言うとね…
例えば、僕が経営してきた新聞店を事例に説明しますね。
新聞店は今、「三重苦」に陥っています。

1、新聞購読者の減少
2、折り込みチラシの減少
3、人手不足

で、ありがちな対応が、この3つに対策委員会を設けるやり方です。
でも、この方法で大失敗しているお店が多いのです。
どうしてか?

まず、これら3つの問題は「1つの根本原因」から派生しているという事実を知る必要があります。

その根本原因は「乱暴な営業」です。
乱暴な営業のおかげでインターフォンがものすごい勢いで普及しました。
当然、営業ができなくなり部数が減ります。

部数が減ると媒体価値が下がるので折り込みチラシも減ります。

そして、あの乱暴な営業により「ヤクザまがい」のイメージが定着してしまい、求人をかけても応募が来なくなったのです。

完全に自業自得ですね。

つまり乱暴な営業が根本問題で、購読者減少も折り込みチラシ減少も人手不足も、「症状」なのです。

森本が言う「見るところを減らす」は根本原因に集中せよということです。
症状別に委員会を結成していたらパワーも知恵も分散されるし、そもそも根本原因以外の対処は効果がありません。

インフルエンザにかかったのなら早めのタミフルです。
頭痛薬、咳止め、鼻水薬といった症状別の対処は効果なし。

そして、根本原因が見つかったら指示ゼロ経営の「三人寄れば文殊の知恵」をその一点に集中させます。
リーダーが策を練るのではなく、みんなで知恵を出し、アクションプランを決め、役割分担も自分たちで素早く決め行動します。

アクションプランは模造紙に付箋に書いて貼り出します。
付箋を見れば、リーダーが采配しなくても自分たちで「全体の進捗」と「個々人の進捗」が確認できます。
情報が開示されていれば何をすればよいかが分かり、自発的に動けるのです。

ちなみに、模造紙に付箋を貼る理由は、途中でプランの変更をしやすくするためです。
(しっかりと作り込まない)

1、根本原因を見つけ見るところを減らす
2、三人寄れば文殊の知恵で解決策を考える
3、アクションプランと役割分担を自分たちで決める
4、進捗を確認しながら素早くプランを修正する

これまでにこの方法を導入した企業さんでは非常に高い成果が出ています。
何よりもシンプルだし、人間関係がよくなるんだよね。

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