近代的な企業の定義が「人間性あふれる企業」に変わりつつあると思う

以前に、ある方が「ウチは企業ではなく家業を目指す」と言っていたのが印象に残っています。
若い方なのですが、僕ら典型的な昭和の人間とは感性が違うのだと思ったのです。

僕が3代目として社長に就任したのは24歳の時、バブル経済がはじけて数年後の時でした。
その時、僕が感じたことを正直に言うと、まずは「有限会社」ってのがダサいと思ったのです。
なんだか株式会社の方が立派な感じがしたんだよね。

それから、何かを申し込む時に職業欄ってありますよね?
そこに「自営業」に◯をせずに「会社役員」に◯をしていました。

そして家業からの脱却です 笑
家業には古臭さや田舎っぽさ、ダサい感じがしたんですよね。

スタッフの中には、おどろおどろしいシャコタンの車に乗っている人もいて、しかもナンバーが「4444」だったりして、止めて欲しいと思ったのです。

もっとクールで知性的な会社にしたかったのです。

社長に就任した直後、世の中は「勝ち組負け組」なんて言葉が言われだし、勝ち組は若くして六本木ヒルズに住んでいるというイメージ、僕はとても憧れたのです。

少しでも立派な会社に見せようとして、せめて日中はスーツを着ようとして、余計に怪しくなってしまったりして。

さて、そんな中ですが、新聞購読者は減り続けどうしたら良いか分からなくなりました。
そんな時に僕はメンターの方々との出会い、教えに救われたのです。
出会えたのは本当に幸運だったと今でも思っています。

メンターが、「キレイな会社を作るな」と言うのです。
どういうことか?
要するに、クールで知性的な会社ではない「人間くさい会社」をつくれということです。

その理由は社会が成長期を終え成熟期に入ったからです。
それまでの大量生産・大量消費の時代では、できるだけ人と業務を分けて、誰がやっても同じ成果が出せるシステマティックな会社をつくることを目指しました。

・お揃いのユニフォーム、もしくはスーツ。
・お互いをニックネームじゃなく、役職で呼び合う。
・車は4444のクラウンではなくプリウス 笑

僕の中では、これらが近代的な企業の象徴でした。

しかし、メンターのおかげで、成熟期の近代的な企業は人間味あふれる会社なのだと知ったのです。
システムも重要だが、生活者の欲求がどんどんと高度になっていく時代は、働く人の創造性が成功の鍵を握る、だから「人間万歳」の経営を目指すのだと。

今の若い経営者はこのことを始めから知っているのでしょうか?
時代に置いていかれないようにしなくちゃ、そんなことを思ったのです。

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